【ムエタイSF】福田海斗、最大のピンチか!?危険な元ラジャ王者と対戦決定=6.30名古屋
6月30日(日)に名古屋国際会議場イベントホールで開催される『Suk Wanchai MuayThai Super Fight』に参戦が発表されていた福田海斗(キング・ムエ)の対戦相手が、元ラジャダムナンスタジアム122ポンド(スーパーバンタム級)王者ヨードクンスック・ムーバーンチョンブーン(タイ)に決定した。
ヨードクンスックはタイ東北部スリン県出身の29歳。16年にオムノーイスタジアム・スーパーバンタム級王座を獲得、その後17年のラジャダムナンスタジアム創立記念興行でメーティー・ソージョートイペッドリュウを3R KOで下してラジャダムナンスタジアム・スーパーバンタム級王座も獲得した。長くスーパーバンタム級のトップ選手として活躍し、サミンダムやゴントラニー、ラムナムムーンレック、と言ったトップ選手達と鎬を削ってきている。
パンチよし、蹴りよし、ヒジ・ヒザにも隙が無い、超一流のテクニックを持つコンプリートファイター。ベテラン選手とはいえ、21年にはオートーコースタジアム・フェザー級のタイトルも奪取、また今年1月には『THAI FIGHT』にも出場しブラジル人選手に完勝しており、業界では“過去の選手”といった認識ではなく、いまだトップの実力を持つヨード・ムエ(超一流選手)としてその動向が待たれていた。
ヨードクンスックvs福田海斗戦の話を聞いた業界関係者は、「タイではなく、いくらホームタウンの日本で試合するといっても、カイトにとってヨードクンスックは危険だ。倒されてしまうかもしれないし、完全にコントロールされてしまうかもしれない。なんでもっとイージーな相手を選ばないんだ?」と危機感をあらわにする。
一方の福田は今年1月にラジャダムナンスタジアムのメインイベントで、過去惜敗しているセンソン・エラワンにリベンジ成功し、フェザー級のトップ戦線に生き残っている。その後第一子の誕生を見届け、いよいよ復帰戦として5月28日(火)のランシットスタジアムのメインイベントに出場することが決まっている。
福田は5月、6月と連戦で強豪を迎えることとなったが、特に6月の名古屋では福田にとって最大のピンチが訪れるといっても過言ではないであろう。とはいえ、これまでも絶対不可能といわれた18年のルンナライ戦、22年のクマンドーイ戦を勝利で乗り越えてきている。相性の良い地元名古屋での試合だけに、福田への期待も大きいはずだ。
<決定対戦カード>
▼126ポンド(フェザー級)契約 3分×5R
ヨードクンスック・ムーバーンチョンブーン(元ラジャダムナンスタジアム&オムノーイスタジアム スーパーバンタム級王者、元オートーコースタジアム フェザー級王者)
vs
カイト・ルーククロンタン(=福田海斗/キング・ムエ/元WPMFムエタイ世界フライ級王者、元タイ国プロムエタイ協会フライ級王者、元True4Uスーパーフライ級・バンタム級王者、元IMSAスーパーバンタム級王者)
▶︎次ページは【動画】福田の戦慄のヒジ炸裂!相手は失神ダウン
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