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【NJKF】WBCムエタイ日本王者・大田拓真、MA王者・宮崎勇樹を“隙あらば倒す”

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2020/08/31(月)UP

王者・大田拓真(左)と挑戦者・宮崎勇樹

 9月12日(土)東京・後楽園ホールにて開催される『NJKF 2020 3rd』。本大会のトリプルメインイベントのひとつ、WBCムエタイ日本統一フェザー級タイトルマッチ 3分5Rに出場する王者・大田拓真(新興ムエタイ)、挑戦者・宮崎勇樹(相模原Sジム)のインタビューが主催者を通じ届いた。

 大田は18年6月にWBCムエタイ日本フェザー級王座、昨年12月にはS1ジャパン55kg級王座決定トーナメントを制し二冠を達成。NJKFの次世代エースとして成長を続けている。しかし2月に行われた2020年初戦ではバンラングーン・ユッタチャイの技巧に苦しみ敗北。タイトル防衛戦で再起を図る。

 大田は2月の敗戦を振り返ると「思った通りの動きができず、すごく難しい相手でした。でも自分の悪いところがすごく見つかったので負けてよかったと思います」と、悔しい敗戦ながらも前向きな材料を得られたことを明かした。

大田(右)は2月の敗戦からの再起戦、美しい蹴り技で防衛なるか

 今回挑戦者として迎える宮崎とは、スパーを積む間柄であるという大田。「気持ちが強く体が丈夫。スピードもあり、前に出てくる強い選手です」と、決して油断できる相手ではないという。しかし「前に出られても僕はいなして、隙があれば倒したい」と、手の内を知り合った間柄だからこそKOのイメージも出来ているようだ。

 コロナ禍中において「僕たち兄弟も工夫しながらコロナに気をつけて練習してきた」と、同日WBCムエタイ日本統一バンタム級王座決定戦に出場する弟・一航ともに練習を重ねてきたという大田。「兄弟で勝って喜び合いたい」と、兄弟同時WBC王者を実現させる構えを見せた。

 対する宮崎は18年5月に大野貴志を下す金星でMA日本フェザー級王座を獲得。昨年4月には初防衛を果たしている。NJKFでは昨年9月にタイのシンダム・ゲッソンリットに判定負け。王座奪取とNJKFでの初勝利を目指す。

タフさが売りの宮崎(右)は爆発力にも定評あり

 宮崎にとって1年ぶりとなるNJKFのリング。前戦のゲッソンリット戦では「初のタイ人選手でガチガチになってしまった」と、強いプレッシャーを受けたという宮崎。「実力不足で負けてしまった」と反省点はあったが「通用するところも多々あって収穫はあったし、自信にもなった」と得るものも大きかったという。

 大田の所属する新興ムエタイジムは、宮崎にとっては出稽古先にあたる。「みんな仲良くしていただいて、スパーも相手をしてもらった」と親交を深めているというだけに「(大田)拓真選手は応援していたので、正直試合はしたくなかった」と冗談交じりに本音を明かした。

 とはいえ自身の強みは「応援団。みんなのおかげで気持ち強くいられる」と、仲間の思いを一身に背負ってリングに上がるという宮崎。「面白かったと思わせる試合をして盛り上げ、最後は勝ちます」と、交流のある大田へ勝負を挑むと宣言した。

<対戦カード>
▼トリプルメインⅡ WBCムエタイ日本統一フェザー級タイトルマッチ 3分5R
大田拓真(新興ムエタイ/WBCムエタイ日本王者/S1ジャパン55kg王者)
vs
宮崎勇樹(相模原Sジム/MA日本フェザー級王者/WBCムエタイ日本同級4位)

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