【NJKF】嵐、スックワンキントーン王者倒せず泣き崩れる！対抗戦は2試合ともドロー決着に

2024/04/07（日）UP
（最終更新：2024/04/07 22:01）

NJKF
『NJKF CHALLENGER 2024』
2024年4月7日（日）東京・後楽園ホール
▼ダブルメインイベントII　NJKF vs スックワンキントーン対抗戦　54㎏契約　3分3R
△嵐（KING gym/NJKFバンタム級王者）
判定0-0　※三者共に29-29
△桂英慈（クレイン/スックワンキントーン バンタム級王者）

　今大会はダブルメインイベントで、NJKFvs他団体の対抗戦を実施。大会最終試合のダブルメインIIには2月大会でNJKFバンタム級王者となり、大会MVPも獲得した嵐が登場。スックワンキントーンバンタム級王者・桂と対戦する。

　嵐は、昨年2月には佐藤勇士をボディブローでKO勝ちを収め、6月にKAZUNORIを判定で下した。24年2月に甲斐元太郎をヒザ蹴りでKOし、NJKFバンタム級王者となったばかり。昨夏にWMCインターコンチネンタル王座も獲得した桂に対し、大会のトリを任され“この男、凶暴につき”のキャッチコピーが大会ポスターにつけられた嵐が、2月大会に続き強さを示せる注目が集まった。

　1R、サウスポー構えの桂は、左ミドルキックを蹴っていく。嵐は右ボディブローをヒット。すぐに桂は左ミドルキックを連発。嵐は蹴り足をつかみバックブロー。桂は被弾することなく、蹴りを返していく。

　2R、嵐は前へプレッシャーをかけながら、右ボディストレートを直撃。桂は動きが止まるも、ミドルキックを返す。嵐は右、左とパンチを打ちにいくも空振りに。桂のパンチがヒットする場面もあったが、嵐もパンチで反撃。

　3R、嵐は右フックでKOを狙いにいくも、桂は左ミドルキックで対抗。嵐は左ローキックを連打。これは功を奏したように見えたが、桂は組みついてのヒザ蹴り。嵐はバックブローや右のパンチでKOを狙いにいくも、クリーンヒットはせず。

　最後まで攻防を繰り広げた2人だが、判定は0-0でドローに。勝てなかった嵐は、その場で崩れ落ちて涙を流した。

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