【K-1】空手家・谷川聖哉、2mの“仮想カリミアン”にハイキックを炸裂「ビッグインパクト残す」
谷川が右ハイキックを仮想カリミアンに放つ（C）K-1
2021年1月24日（日）東京・国立代々木競技場第一体育館で開催される、K-1年間最大のビッグマッチ『K’FESTA.4』。同大会の「クルーザー級（-90kg）ワンマッチ」で、前K-1クルーザー級王者シナ・カリミアン（32＝POWER OF DREAM）と対戦する、谷川聖哉（26＝K-1 GYM SAGAMI-ONO KREST）のコメントが主催者を通じて届いた。
谷川は第1・3回真正会全日本空手道選手権大会重量級優勝の実績を残し、2017年5月にキックボクシングでプロデビュー。2020年にK-1 GYM SAGAMI-ONO KREST所属となり、同年3月にプレミリナリーファイトでK-1デビュー。グループ3戦目にして前王者の牙城に挑む。
（C）K-1
かつて同門の愛鷹亮はカリミアン戦前に、肩車＆3人1組の身長2m・仮想カリミアンに右フックを叩き込む公開練習を行ったが、谷川は同様の仮想カリミアン相手にハイキックを披露。高々と担がれた人間の持つミットにハイキックを叩き込み、仮想カリミアンを蹴り倒してみせた。
「僕は空手家なんで、相手が2mぐらいあっても、ハイキックが当たれば倒せると思うんで、その練習をしています」と谷川。カリミアンは身長2mに対して、谷川は180cmでその身長差は20cmだ。「身長だけだったら2m5cm（の選手や）、192cm・140kgの元ラグビー選手とも戦ったことがある」と、カリミアンより大きい選手と戦ったこともあるため、問題ないという。
（C）K-1
そのため、カリミアンについて「映像で見ている時は手足や長くて身長が高いのかなと思ったんですけど、記者会見で横に並んだ時にそんなに大きいなとかパワーありそうだなというふうには見えなかったですね」との印象だ。「ここ最近は打たれ弱い印象があります。1月24日に僕は人生を懸けてるんで、自信はあります」と闘志を燃やす。
さらに「結構外国人選手は気持ちが強くないので、最初にどれだけかませるかだと思います。もうゴングが鳴ってから、目は離さないでほしいです」と、序盤の展開に注目してほしいという。
（c）K-1
谷川にとって前王者との試合はビッグチャンスだ。「K-Jee選手はもの凄い勝ち方をしたので、あれを超えるビッグインパクトを残したい」と予告。「シナ選手を倒して、2021年はベルトに絡んでいきたいなと凄い思います」と、この試合に勝利してタイトル戦線に名乗りを挙げたいところだ。
最後に「当日は必ずビッグインパクトを残して、それを皮切りに来年はベルトを獲りたいと思うので、ぜひ応援よろしくお願いします」とファンにメッセージを送った。
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