2021/12/25（土）UP
（最終更新：2022/06/26 01:00）

サンタ帽とビキニで計量に挑むMISAKI、王座獲得を狙う。

　12月26日（日）東京・後楽園ホールで開催『SHOOT BOXING 2021 Champion Carnival』の前日計量が、25日（土）都内にて行われ、新設されたSB日本女子アトム級王座決定戦に出場するMISAKI（TEAM FOREST）は、45.85kgで規定体重をパス。持参したサンタの帽子をかぶって、ビキニでシュートポーズを決めた。
　対するSB初参戦の田渕涼香（拳聖塾）も45.3kgでパスして、マッスルポーズで対抗した。

【フォト】MISAKIのサンタ帽ビキニの計量、対する21歳・田渕の計量姿

　MISAKIはSB女子軽量級を代表する選手。昨年8月にぱんちゃん璃奈とのREBELS-BLACK 女子46kg級初代王座決定戦では惜しくも判定で敗北するも、今年に入り、2月に祥子JSK、6月にERIKO、さらに7月に坂田実優を撃破し、3連勝と波に乗る。これまでは“猪突猛進”のスタイルを貫いてきたが、的確性を重視したファイトスタイルにチェンジしている。これまでSBのタイトルには2度挑戦してきたが、いずれも敗退しており、自身の本来の階級で3度目の正直を狙う。

田渕が計量パスでマッスルポーズ、王座獲得なるか

　対する田渕はSB初参戦。3歳からフルコンタクト空手を始め、実兄のアクセルバンタム級王者・田渕神太と共に、世界総極真や全日本極真連合会など全国レベルのジュニア大会で優勝を重ねてきた。空手と並行して18年からプロキックボクシングの舞台に上がり、代役出場となった20年12月『RISE 144』では、プロ4戦目にしてWPMF女子世界フライ級王者・小林愛三に勝利という大金星を挙げて注目された。その後、RISE QUEENフライ級タイトルマッチでの小林との再戦では敗れはしたが、過去の実績を考慮し、今回SBタイトルマッチに抜擢されることとなった。

MISAKIと田渕がベルトを挟んでシュートポーズ（中央はシーザー武志会長）

　計量後の会見でMISAKIは、「これまで二度タイトルに挑戦してきまして、今回が三度目になります。名前のある選手が相手なので、楽しみです。私がチャンピオンになります」とコメント。田渕は「初参戦でタイトル挑戦ありがとうございます。投げ、絞め有りということで楽しみです。気合い入っています」と負けていない。

　サンタのコスプレをしたMISAKIが、みんなに王座奪還のシーンをプレゼントするのか。それとも田渕が初参戦初タイトル奪取を見せるのか、明日楽しみな対決が実現する。

＜計量結果＞

▼第1試合 SB日本女子アトム級王座決定戦エキスパートクラスルール 46.0kg契約 3分5R延長無制限R
MISAKI（TEAM FOREST/SB日本女子ミニマム級1位）
vs
田渕涼香（拳聖塾/RISE QUEENフライ級1位）

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