2022/03/07（月）UP
（最終更新：2022/03/07 15:11）

福田海斗がクマンドーイと対戦、再び大金星を狙う

　4月24日（日）に愛知・名古屋国際会議場イベントホールにて開催される『Suk Wanchai MuayThai Super Fight』で、出場が発表されていた福田海斗と、クマンドーイ・ペッティンディーアカデミーの対戦が決定した。

　クマンドーイは2度目の来日。前回は20年大晦日のRIZINで那須川天心と対戦し（当時のリングネームはクマンドーイ・ペットジャルーンウィット）、判定で敗れたが思い切りのよいパンチとミドルキックで場内を沸かせ、那須川に「（試合で）初めて痛みというのを感じた」と言わしめた。

【動画】那須川天心vsクマンドーイの試合映像（20年・大晦日RIZIN）

　その後、ペッティンディープロモーションへ移籍し、昨年10月には現True4Uスーパーバンタム級王者のディーゼルレックに2ポンドのハンディ（クマンドーイ121ポンド、ディーゼルレック123ポンド）を与えながら判定勝利、今年1月には121ポンド契約で元ラジャダムナン王者のプーンコンに圧勝している。
　3月10日（木）には、なんと115ポンド（スーパーフライ級）まで落としてペットシラー・ウォーウラチャー（現王者）とのTrue4Uスーパーフライ級タイトルマッチに挑む予定だという。

ルンピニー王者・ルンナライにパンチを打ち込む福田、3R KO勝利した（19年10月）

　一方、福田は19年の同大会で現役ルンピニー王者のルンナライ・ギャットムー9と対戦しており、軽量級最強の“絶対王者”と言われたルンナライに福田がKO勝利の大金星を挙げている。

　MuayThai Super Fight佐藤孝也代表と共に今回のマッチメイクを推進した、ペッティンディープロモーションの前プロモーター・シアナオ氏は「カイトがクマンドーイに勝てば、タイでラジャダムナンの122ポンドタイトルマッチを行なうことになるだろう」と言及、歴史的な瞬間に一歩近づくことになる。

　タイ関係者の間では「今回ばかりはさすがにカイトでも難しいだろう」との声が多数を占めるというが、ルンナライの時も同様であったことを考えると福田海斗陣営にも勝算があるのだろう。前回大会のように大金星に期待がかかりそうだ。

＜決定対戦カード＞
▼メインイベント　日タイ国際戦　スーパーバンタム級　3分×5R
クマンドーイ・ペッティンディーアカデミー（タイ）
vs
カイト・ウォーワンチャイ（＝福田海斗/キング・ムエ/元プロムエタイ協会フライ級王者、元True4Uスーパーフライ級＆バンタム級王者、元WPMF世界フライ級王者）

☆この大会の対戦カード、スケジュール、チケット情報など詳細

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