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【テコンドー】天才JK戦士・橋本佳和、組手&個人型でW連覇!団体型は優勝逃すも快挙

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2025/12/10(水)UP

組手・個人型で優勝の橋本

 12月6日(土)、日本テコンドー協会(JTA)主催『第36回全日本フルコンタクト・テコンドー選手権大会同等記録会』(横浜武道館)が行われ、17歳のJK戦士・橋本佳和(長崎佐世保テコンドークラブ)が女子組手とA級蹴武の型で連覇。前大会で優勝したA級団体型は逃したものの、卓越した実力を示した。

【フォト】JK戦士・橋本佳和が華麗な飛び回し蹴り!組手の勇姿も

 橋本は昨年、4種目中3種目を制して最優秀選手賞に輝いたホープ。今年も3種目すべてで連覇が期待されていた。

 まずは競争の激しい一部A級蹴武の型。全日本大会で3連覇の経験を持つ福島良菜(福岡筑紫野テコンドークラブ)や、昨年は骨折で欠場した前々年度王者・荒井大翔(横浜鶴見テコンドークラブ)ら強豪が集結した。

 決勝は橋本と荒井の“竹馬の友”対決に。指定型は橋本が2-1、自由型は荒井が2-1で分け合ったが、規定により指定型勝者の橋本が優勢勝ち。見事に連覇を果たした。

 続く一部女子組手では、橋本が他を寄せ付けず、かかと落としや後ろ回し蹴りを武器に、これも連覇を達成。

大久保(赤)が男子組手で優勝

 一方で連覇を逃したのがA級団体型だ。
 橋本所属の長崎県テコンドー連盟(主将・渡巡来、橋本佳和、岡島みゆ)の連覇を阻んだのは、横浜市立大学体育会テコンドー部(主将・木内敢登、大久保義成、奥村ディエゴ亮)。同部は予選3位通過ながら決勝で見違える動きを見せ、大学として初のA級団体型優勝を飾った。

 その横浜市大は勢いを男子組手にもつなげた。大久保義成は180cmの長身を生かした蹴りと飛び蹴りで躍動。準決勝では前年度王者・吉場亮介(湘南平塚テコンドークラブ)と激戦を展開し、終盤にスタミナ差を突いて3-0で勝利。

 決勝は同門の木内敢登との同期対決に。大久保は木内に公式戦5連勝中という相性の良さも示し、間合いを読むディフェンスから攻めに転じて3-0の判定で初優勝を飾った。

 河明生JTA会長は「蹴美の名選手を渇望していたが、大久保の台頭は喜ばしい。まだ若く、伸びしろも大きい」と期待を寄せた。

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