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【ボクシング】池山vs花形の再戦は史上に残る激戦に

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2017/07/11(火)UP

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2人の大激闘に観客は大興奮。試合後、池山(左)と花形(右)には惜しみない拍手が送られた

「DANGAN 187」
2017年7月11日(火)東京・後楽園ホール

▼WBO女子世界アトム級タイトルマッチ 2分10R
△池山 直(47=フュチュールジム/WBO女子世界アトム級王者)
ドロー 判定1-1 ※96-94(池山)、94-96(花形)、95-95
△花形冴美(32=花形ジム/OPBF女子東洋太平洋ミニフライ級王者)
※池山が6度目の防衛に成功。

 両者は2016年6月13日に同世界タイトルマッチで対戦しており、引き分けで池山が4度目の防衛に成功している。

 池山は2014年5月17日、王座決定戦で初代WBO女子世界アトム級王座を獲得。44歳7カ月と29日で国内最年長世界王座獲得記録を樹立。その後、5度の防衛に成功して最年長防衛記録も更新中。

 挑戦者・花形は師匠である元WBA世界フライ級王者・花形進会長から「花形」のリングネームをもらい、デビューから5年7カ月、3度目の挑戦でOPBF女子東洋太平洋ミニフライ級王座を獲得。初防衛戦で敗れるが、2016年3月に奪還した。世界タイトルにはこれまで3度挑戦し、いずれも奪取に失敗しており、今回が4度目の挑戦となった。

 1Rから左右フックで攻め込んだのは花形。3Rまで攻勢が続いたが、4Rになると池山が前に出て手数を増やす。上下の打ち分けで攻撃の手を休めない池山に花形も下がりながら左右フックで応戦する。

 6Rには、両者右ストレートでビッグヒットを奪い合い、終盤には大きくフックを振り回しての打ち合い。

 8Rからは両者足を止めての打ち合いがたびたび見られ、手数の池山と一発の強打の花形という展開に。場内が大歓声に包まれる中、最終10Rまで両者は打ち合いを繰り広げた。

 興奮冷めやらぬ中、リングアナウンサーが「日本ボクシング史上に残るような名勝負を演じた両選手に、温かい拍手を」とアナウンスすると、場内からは大きな拍手が沸き起こる。

 そして判定は1-1でドロー。2度目の対戦も両者痛み分けに終わり、池山が6度目の防衛に成功した。

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●次ページ:WBOアジアパシフィック・ライト級タイトルマッチ

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