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【NJKF】YETI達朗が圧巻の初回KO勝ちで初防衛「NJKFが一番ヤバい団体です」

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2018/12/03(月)UP

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波賀(左)がタイ人選手を破り、2018年を締めくくった

▼セミファイナルII スーパーファイト 56.5kg契約 3分5R
〇波賀宙也 (立川KBA/WBCムエタイ日本統一スーパーバンタム級王者)
判定2-0 ※29-29、29-28、29-28
●ペットワット・ヤバチョウベース (タイ/YABA-CHO BASE/元タイ国北部王者)

 2015年と2016年は連勝した波賀だが、昨年から今年にかけては一転して5連敗。今年2月大会で連敗を脱出すると、9月大会でも勝利を収めて再び波に乗る。

 対するペットワットは名古屋のジムでトレーナーを務める在日タイ人選手で、今年2月に来日すると試合では2勝1分の戦績を残している。

 1Rから首相撲勝負となり、両者ヒザを蹴り合う。2Rも波賀はいきなり組み付き、離れ際のヒジ狙い。ペットワットは右ミドルをヒットさせ、波賀は右ヒジを当てる。両者とも組みに行ってのヒザ蹴り。

 3Rも首相撲勝負となるが、両者とも強くヒザを蹴る。波賀は離れ際と組み際に左ヒジ。ペットワットは波賀の前蹴りに下がり、そこへヒジを打って飛び込む波賀。最終Rで差をつけた波賀が判定勝ちした。

 波賀は勝利者インタビューに答え「動きが悪かったですが、とりあえず勝てて良かったです。最近はタイ人との試合が続いているので、来年は日本人とのトップ対決をいろいろなところでやっていきたいと思います」と、他団体王者との対戦を希望した。


ワンツーをヒットさせる松谷(右)

▼セミファイナルI NJKFフライ級タイトルマッチ 3分5R
〇松谷 桐 (VALLELY/王者)
判定3-0 ※49-48、49-47、49-47
●池上侑李 (岩崎道場/同級4位・挑戦者)
※松谷が初防衛に成功。

 松谷は6月にNJKF史上最年少(16歳)で、デビューから9カ月を待たずしてのスピード戴冠。現在7勝(5KO)無敗。今回が初防衛戦となる。挑戦者の池上も高校生ファイター(3年生)で5勝3敗の戦績。所属ジムの岩崎道場ではキックの練習に加え、站椿(たんとう=中国武術の立禅)等の武術的な訓練を行っているという。

 1R、サウスポーの松谷は三日月蹴りを多用し、池上は右ミドルを蹴る。松谷が左ストレート、左フックを打てば、池上は右フックをヒットさせる。

 2R、松谷の右フックが当たり始めると、パンチの連打からヒザ蹴り、三日月蹴りと松谷が攻勢に出る。顔面前蹴りで池上を吹っ飛ばす場面も。

 3Rになると池上は松谷の蹴り足をキャッチして転倒させる。松谷は速いパンチで前へ出るが、池上は右ミドルで応戦して一歩も退かない。

 4Rはワンツーを激しく打ちに行く松谷。パンチの被弾が目立つ池上もパンチとヒジで応戦するが、終盤に松谷のバックスピンエルボーを喰らった。

 5R、池上はパンチで前へ出て勝負をかける。ヒジも放つと松谷はスーパーマンパンチ。松谷も前へ出てヒザ蹴りからの左右ボディブロー。最後は池上のパンチをかわしながら松谷がパンチを当てていき、判定勝ちで初防衛に成功した。

 松谷は「今回、初防衛戦で初めて5R戦ったんですが、池上選手は気持ちが強くて、倒すと言っておいてつまらない試合をしてしまったので反省点が多かったです。まだまだ強い選手はいっぱいいると思うので、レベルアップして強い選手とやって倒したいと思います」と勝利者インタビューに答えた。

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