【シュートボクシング】海人がベイノアを判定で下して大晦日参戦アピール、町田光がバックドロップ決め判定勝利
▼第6試合 56.5kg契約 エキスパートクラス特別ルール 3分3R延長無制限R ※ヒジ打ち有り
●植山征紀(龍生塾ファントム道場/SB日本スーパーバンタム級王者)
TKO 2R 16秒 ※ヒジによるカット
◯栗秋祥梧(クロスポイント吉祥寺/元ISSHINキック フライ級王者、元ムエタイ大和フェザー級王者、元stair king 60k級王者、元PRINCE REVOLUTION58kg級王者 61kg級王者)
植山は昨年11月のSB日本スーパーバンタム級王座決定戦で笠原友希を3RTKOで破りタイトルを獲得。今年4月には小笠原瑛作に判定で不覚をとったものの、ここ10戦では9勝(5KO)1敗と好成績を残している。
対する栗秋は弱冠24歳ながら九州で重ねたキャリアは50戦以上。昨年上京しクロスポイント吉祥寺の門を叩いた。今年6月に安本晴翔から敗北したものの、その後2連勝して勢いに乗る。
1R、植山がプレッシャーかけて左ロー、栗秋は右ローから左ボディブローへと繋ぐ。中盤、ワンツーを放つ植山に、栗秋が左フックをカウンターでクリーンヒットさせると植山の表情が曇るが、植山も右ストレートを当て返す。そこに栗秋はバックブローを狙う。植山はコツコツ右ローを当てていくが、栗秋の豪打がヒットして栗秋のペースになっていく。
2R、植山が右ローで快音を響かせると、栗秋も右ローを返す。栗秋が遠い距離からの左縦ヒジをガードの間からヒットさせると、植山が右の目の上から出血してドクターチェックが行われる。ドクターが続行不可能と判断したため栗秋のTKO勝利となった。
▼第5試合 64.0kg契約 エキスパートクラス特別ルール 3分3R延長無制限R
◯村田聖明(シーザージム/SB日本ライト級1位)
判定3-0 ※三者とも30-27
●東 修平(AACC)
村田は元シュートボクシング(以下SB)日本スーパーフェザー級王者の肩書を持つシーザー武志会長の長男。豊富なスタミナから生み出される手数を武器に数々の強豪と拳を交えてきた。昨年9月にSB日本ライト級王座決定戦で西岡蓮太に敗れるも、その後前口太尊、マサ佐藤、山口裕人といった国内強豪を次々と撃破。タイトル再挑戦に向け勢いを増している。
対する東はDEEP、GRACHANといった総合格闘技団体で活躍するMMAファイター。現在はグローブ無しで殴り合い、ヒジはもちろん頭突きも認められる”地上最も過激な立ち技格闘技”ラウェイに定期参戦。流血もいとわないタフでアグレッシブな戦いぶりで毎回会場を沸かせている。
1R、東が右ローから左ミドルと蹴り中心で攻めると、村田はワンツーで右ストレートをヒットさせて右ローまで繋ぐ。中盤以降は村田が左フックを効果的にヒットさせて、一瞬東の顔面を揺らすも、下がらない東は変則的な左フックや右ミドルで応戦。終盤には村田の右ストレートが何度もヒットして印象付ける。
2R、村田は左ジャブで牽制し、得意の左右のボディフックを当て込む。中盤に村田が掴んでの右ヒザを何度も東に当て込むが、東は打たれ強くダウンには至らない。一方、東は村田が入ってきたところに左フックを狙っていくがなかなかヒットさせることができない。村田が主導権をキープする。
3R、リードされた東が前進して左右のフックからの右ロー。村田はバックステップでフックをうまく交わして、コンパクトなワンツーを返す。村田は組んでの右ヒザを連打して、東を後退させるとパンチの打ち合いで右フックを何度も当て込むが、東も何とか耐えて右ストレートで応戦する。終盤になるにつれて、両者打ち疲れが目立つようになり、乱打戦になるも勝負は判定に持ち込まれる。村田が3-0のフルマークで勝利した。
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