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【シュートボクシング】海人、ベイノアの空手仕込みの後ろ廻し蹴りを警戒

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2019/11/28(木)UP

海人が他団体の王者たちを狩り続けると宣言

 12月3日(火)東京ドームシティホールで開催される『GROUND ZERO TOKYO 2019』のメインイベントに出場するS-cup世界王者・海人(22=TEAM F.O.D)。海人はウェルター級(67.5kg)の一戦で、RISEウェルター級王者・“ブラックパンサー”ベイノア(24=極真会館)と王者対決を行う。

 海人はベイノアについて「階級が近いということもあって、いつかやるんじゃないかという意識はしていました」と語る。ベイノアの印象を海人は「極真空手をやっていて、バネがある選手だなと。お互いに身長が高いですし、リーチも長く、噛み合う試合になりそうだなと思います」と好敵手と評価。

鋭いヒザを突き刺しKO勝利する海人

 二人が共通して対戦している選手として、ムエタイ戦士タップロン・ハーデスワークアウトがいるが「ベイノア選手は1度KO負けしていますが、半年後の再戦ではしっかりダウンを取って勝っていたので、精神面でも絶対にやり返すという強さがあるのかな」とメンタル面でも強敵だとする。
 海人はタップロンには昨年2月、ヒザ蹴り連打でKO勝利している。

 警戒している部分として、ベイノアの空手仕込みの後ろ廻し蹴りを挙げ「顔面にも飛んできますし、ボディにも飛んでくるのでそこはわかりづらい攻撃ではあるかなと思います」と語るも、「ちなみに僕は後ろ廻し蹴りをやる選手とは今まで対戦したことがありません。出稽古先での練習では後ろ廻し蹴りを出してくれる人がたくさんいるのですが、ちゃんともらったことは一度もないぐらい反応も良いのでベイノア選手のものも一発も当たることはないですね」と自信を持つ。

強打のソンヒョンと打ち合い勝利した

 海人は今年9月のRISEミドル級王者イ・ソンヒョン戦(海人の判定勝ち)に続き、RISE王者との対決となる。「シュートボクシング(SB)のチャンピオンが他団体のチャンピオンに負けることは許されないことですし、しかもホームリングでの戦いになるのでそこで他団体の王者に乗り込まれて負けたら格好がつきません。今回RISE王者二連戦ですが、前回は倒しきれなかったので次はしっかり倒して白黒はっきり付け、SBの選手がどれだけ強いかを世間に認知してもらえるようにするだけです」とSB最強を証明する。

 さらに「これからも他団体のチャンピオンに勝ってしまえば、その階級のどの選手と戦わずとも強い存在を証明することができます。そしてチャンピオンたちにどんどん勝っていけば、自然にSBが最強だと証明できるのでそれを意識して戦っていきます」と他団体の王者をどんどん狩ってゆくと宣言した。

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