【シュートボクシング】海人がベイノアを判定で下して大晦日参戦アピール、町田光がバックドロップ決め判定勝利
シュートボクシング協会
『SHOOT BOXING GROUND ZERO TOKYO 2019』
2019年12月3日(火)東京ドームシティホール
▼第9試合 SB日本ウェルター級(67.5kg) エキスパートクラスルール 3分5R延長無制限R ※ヒジ打ち無し
◯海人(TEAM F.O.D/18年 S-cup65kg級王者)
判定3-0 ※50-48、49-48、49-48
●“ブラックパンサー”ベイノア(極真会館/RISEウェルター級王者)
海人は昨年11月のシュートボクシングのS-cup65kg級 世界トーナメントを全試合KO勝利で優勝し、S-cup世界王者に。その海人がRISEウェルター級王者で極真のベイノアを迎える。
ベイノアは所属する極真会館の全日本ウェイト制空手道選手権大会・軽量級で優勝した実績を持ち、キック転向後は空手仕込みの蹴り技、外国人特有のバネのある攻撃力でJ-NETWORKウェルター級王座、RISEウェルター級王座を獲得している。極真で培った技でこの一戦で勝利を目指す。
1R、ロープを背負いながらも左に回るベイノアに対して、海人がプレッシャーをかけていく展開に。海人は左右のボディブローから左フックを当て込む。ベイノアはハイキックを狙うが、海人はしっかりガードする。
2R、ベイノアは左ジャブでけん制しようとするが、海人はプレッシャーを弱めない。ベイノアの左右のミドルキック、右ストレートを被弾するも、海人は前進してガードの上からワンツーを出していく。若干ベイノア優勢のラウンドか。
3R、序盤は両者はスピードのある左右ミドルを蹴り合う。海人はカーフキックのようなキックも繰り出す。終盤には海人がパンチをまとめる場面もあり印象付けた。
4R、ベイノアがバックブローを放つと、海人右ストレート、さらに左ボディから左フックといったように海人の小刻みなフックがベイノアに対してコツコツヒットする。ベイノアも右ストレート放ち、飛びヒザまで繋いでハイキックも狙っていく。
5R、これまでより更に近い距離になって、ベイノアが右ストレートをヒットさせると海人がカウンターの左フックを当て返すといった打ち合いとなる。海人はベイノアをつかんで何度も右ヒザを顔面、ボディに突き刺し好印象を残す。ベイノアの左ハイキックは空を切り、海人の左右フックがベイノアを捉える場面が増える。ベイノアは右ローを返すが海人のパンチやヒザのヒット数の印象が強い。判定で海人がベイノアを下した。
勝った海人は「シュートボクシングの大会は今回の大会で(今年)最後になりました。皆さんのおかげで2019年はいい試合ができましたし盛り上がりました。僕はもう一試合できます。つまんない試合していうのも何ですけど、大晦日は格闘技の日なんでRIZINさんよろしくお願いします。来年はもっとレベルアップしていけるようにやっていきます」とRIZIN出撃に向けてアピールした。
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