【シュートボクシング】極真最強を目指すRISE王者のベイノア、世界王者・海人戦に自信
12月3日(火)東京ドームシティホールで開催される『GROUND ZERO TOKYO 2019』のメインイベントでS-cup2018世界王者・海人(TEAM F.O.D)と対戦するRISEウェルター級王者・“ブラックパンサー”ベイノア(極真会館)の意気込みが主催者より届いた。
極真空手仕込みの蹴り技、外国人特有のバネのある攻撃力でSBエースの首を狙う。
試合はもう直前、ベイノアはこれまでにない良いコンディションだという。
「こんなに仕上がって大丈夫なのかと心配してしまうぐらい仕上がっています。今回は過去最高の状態に持っていかないと勝てる相手ではないですから。この階級で一番強い相手だと思うので、ここで勝てば自分が最強を証明できると思っています」と意気込む。
ベイノアは極真空手の経験を海人戦で発揮したいという。
「(海人選手は)スマートな戦い方で、何でもできるイメージがあり、なかなか穴が見つけられません」としながらも「僕はキックの戦績だけ見ればまだ浅いですけど、極真空手では1日何試合もやるトーナメントで誰と試合をするかも分からない、色んな国の、色んな階級の選手と戦ってきた経験があります。いくら海人選手がスマートな選手であっても、対応できる自信はあります。今の段階でスピード、テクニックなどが劣っていても、本番の試合ではどうなるか分かりません」と体重別と、無差別の極真のトーナメントに出場してきたスキルで対応するという。
海人が使う極真では見かけないカーフキック(ふくろはぎへの蹴り)については
「カーフキックで倒れたら嫌ですけど(笑)、極真空手をやっていてそれで倒れることはあり得ません。パンチで意識を飛ばされる、組んで投げられる、ことはあるかもしれませんが、蹴り技で負けることはないです。また、極真空手にもカーフキックに近い技があります」と自信。今回言えないが準備してきている技もあるという。
ベイノアと海人は、元WMC(世界ムエタイ評議会)世界フェザー級王者タップロン・ハーデスワークアウトと戦っている。ベイノアは今年3月、タップロンに1RKO負けも、9月の再戦では延長戦でダウンを奪ってリベンジに成功。一方、海人は昨年2月にタップロンに4RKO勝ちしている。
ベイノアはタップロンのリベンジに向け海人とタップロンとの一戦を映像で見て研究したという。その海人と対戦する今回は特別な思いがあるが、リスペクトする部分があっても負けるわけにはいかない。
「シーザー武志会長は『タップロンに勝った者同士でやらせたら面白い』と思ってこのカードを組まれたそうですが、僕は一度負けて、再戦でリベンジを果たすことができました。それ以外の試合では僕は負けていません。僕の周りにいる誰もが海人選手は強いと言うので、自分も楽しみですし、自分が試されるという意味でも楽しみですね」と自信。
▶︎次のページはSBの投げに、投げ技のない極真空手がどう対応するのかに答える
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