2022/10/10（月）UP
（最終更新：2023/03/21 07:05）

平は西尾から一本勝ちを収めてこのポーズ

▼コーメイン第17試合ライト級　5分3R
〇平信一（綱島柔術/ZST/9位）
一本　2R 3分47秒　※スリーパーホールド
●西尾真輔（宇留野道場/2022年NBT同級優勝）　

西尾は打撃で攻略しようとしたが

　西尾は第28回ネオブラッドトーナメント・ライト級決勝戦で木村裕斗と対戦する予定だったが、木村がケガで欠場したため、同級の優勝が決まった。
　西尾の相手を務める平は、“暴走柔術”の異名を持ち、誰が相手でも突貫するファイトスタイルが魅力。ボブ・サップとの対戦をアピールし、17年はサップ戦を実現させるべく、〝ロード・トゥ・サップ”と題して無差別級での試合を続けていたこともある選手で、西尾に胸を貸すこととなった。

追い込まれた平は、スリーパーホールドで一本勝ち

　1R、頭を下げて突っ込む平。西尾は勢いに押されてしまう。寝技に入り、平はサイドポジションを奪う。ハーフに戻す西尾だが、再びサイドポジションへ。ノースサウスポジションで腕を狙いつつバックについた平。そのまま持ち上げて落とされた西尾は、脱出。平は組みつき、パスしてマウントポジションを奪い、パウンド攻撃。ここでラウンド終了。

勝った瞬間、平はこの表情

　2R、西尾は右フック。これをかわして組みついた平に、西尾はがぶって対応する。首を抜いて上になる平は、腕を狙いに行く。西尾は反応すると、バックに回ってパンチを打っていく。劣勢になった平だが、しがみつく。西尾ががぶると、平は首を抜いてマウントポジションへ。西尾は逃げようとするも、平がバックに回りスリーパーホールドを極める。西尾がタップして、平が一本勝ちを収めた。