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【ボクシング】ゴロフキンがKOでV20「誰とでも戦う」

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2018/05/05(土)UP

『WBAスーパー&WBC世界ミドル級タイトルマッチ』
5月5日(日本時間6日) 米カリフォルニア州カーソン・スタブハブ・センター

2R KOしたゴロフキン。奥ではマーティロスヤンがうつ伏せにダウンしている。(Getty Images)

 3団体統一王者ゲンナディ・ゴロフキン(36=カザフスタン)がWBA同級12位でWBCスーパーウェルター級1位のバーネス・マーティロスヤン(32=アルメニア/米国)に2R 1分53秒でKO勝利。バーナード・ホプキンス(米国)に並ぶ通算20度目のミドル級最多防衛記録をマークした。 

 1Rから圧力をかけ前に出てジャブを打つゴロフキンに対し、マーティロスヤンは距離をとりゴロフキンのジャブのうち終わりを狙う。マーティロスヤンの右ストレートがヒットし、2年間試合をしていないとはいえ、元IBFスーパーウェルター級王者のイシュー・スミスにダウンを奪う判定勝ちを収めているだけあってさすがに侮れないと思わせた。

V20を達成したゴロフキン(Getty Images)

 しかし2Rに入ると、さらに圧力を強めるゴロフキン。手数も多くなりマーティロスヤンは防戦一方に。
 アッパーがクリーンヒットしぐらつくマーティロスヤン。ゴロフキンは更に追い討ちをかけロープに詰めて左右の強烈なフックの連打を見舞うとマーティロスヤンはダウンし10カウント。ゴロフキンが34回目KO勝利を挙げ、戦績を39戦38勝(34KO)1分と更新した。

 試合後ゴロフキンは「1Rは様子を見た。2Rから本気を出したよ」と手数が少なく、パンチをもらった1R目は様子を見ていたとした。

 圧勝のゴロフキン、次なる相手を聞かれると「誰とでも戦う。このベルトを獲りに来て欲しい」と自信満々にコメントした。

★『再放送 エキサイトマッチスペシャル ミドル級最強王者ゴロフキン防衛戦』
【放送日】5/7(月)21:00~[WOWOWプライム]

WBA・WBC世界ミドル級タイトルマッチ
ゲンナディ・ゴロフキン(カザフスタン)/3団体統一世界ミドル級チャンピオン
vs バーネス・マーティロスヤン(アメリカ)/WBC世界S・ウェルター級1位

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