【ボクシング】山中慎介、ゴロフキンの強さは「ハンマーの硬さ」
元WBC世界バンタム級チャンピオンの山中慎介(35=帝拳)が2日、WOWOWで3日17時30分より放送の『最強ボクサー激突!2週連続ビッグマッチ完全ガイド』(無料放送)の収録に出演し、解説を行った。
このビッグマッチとは米カリフォルニア州カーソンのスタブハブ・センターで5日(日本時間6日)行われるWBA・WBC世界ミドル級タイトルマッチ、ゲンナディ・ゴロフキン(36=カザフスタン)vsバーネス・マーティロスヤン(31=米国)戦と、米マジソン・スクエア・ガーデンにて12日(日本時間13日)行われるWBA世界ライト級タイトルマッチ、ホルヘ・リナレス(32=帝拳)vsワシル・ロマチェンコ(30=ウクライナ)戦。
主要3団体統一ミドル級王者のゴロフキンの強さについて山中は「試合で7~8割の力でやっている印象でも、 パンチが全部詰まっている感じで、 まるでハンマーのような硬さのパンチ。 常に攻撃的なスタイルで、 相手をほぼ倒してしまう。 そこがファンの心を捉えるんだと思う」と語る。
山中と同じジムに所属する2014年に村田諒太(32=帝拳)がアメリカでゴロフキンとの合宿に合流し、スパーリングした際、「石のような硬い拳だった」と感想を述べている。それに加え、ゴロフキンは攻撃的なスタイルで38戦のうち37勝(33KO)1分とKO率は87%を誇る。今回の試合もKO必至の戦いが期待される。
ゴロフキンの挑戦者であるWBC世界スーパーウエルター級1位のマーティロスヤンは、36勝(21KO)3敗1分とKO率も53%と高めで2015年9月には元IBFスーパーウェルター級王者のイシュー・スミスにダウンを奪う判定勝ちを収めている実力者。しかし2年間試合をしておらず、ウエイトも1階級下。試合をミドル級で受け、ゴロフキンと対抗できる準備が果たしてできるか。
また、今年最大のビッグマッチとも言われている3階級制覇王者・リナレス vs WBOスーパーフェザー級王者・ロマチェンコの“究極のスピード対決”といわれるこの一戦について「全階級通して最高のスピード対決であると同時に、技術もトップレベルの戦い。僕はホルヘ(・リナレス)が同じジムの仲間なので、ドキドキしながらの観戦になると思うけれど、ボクシングって面白いなという試合を見せてくれると思っています」と同じ帝拳ジム所属のリナレスにエールを送った。
◆◆◆WOWOW番組情報◆◆◆
★『生中継!エキサイトマッチスペシャル ミドル級最強王者ゴロフキン防衛戦』
【放送日】5/6(日)午前10:30~[WOWOWプライム]
WBA・WBC世界ミドル級タイトルマッチ
ゲンナディ・ゴロフキン(カザフスタン)/3団体統一世界ミドル級チャンピオン
vs バーネス・マーティロスヤン(アメリカ)/WBC世界S・ウェルター級1位
★『生中継!エキサイトマッチスペシャル 光速対決!リナレスvsロマチェンコ』
【放送日】5/13(日)午前9:00~[WOWOWプライム]
WBA世界ライト級タイトルマッチ
ホルヘ・リナレス(ベネズエラ・帝拳)/3階級制覇王者
vs ワシル・ロマチェンコ(ウクライナ)/2階級制覇王者
■WOWOW番組オフィシャルサイト
http://www.wowow.co.jp/sports/excite/
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