武居由樹が階級落とした彫刻ボディで計量パス、王者モロニーと互いに譲らぬ”全力握手”
5月6日(月・祝)東京ドームにて開催されるボクシングイベント『Live Boxing 8』の前日計量が5日都内で行われ、[WBO世界バンタム級タイトルマッチ]で対戦する、王者ジェーソン・モロニー(オーストラリア)と挑戦者・武居由樹(大橋/同級5位)が共に100gアンダーの53.4kgで計量パス。
武居はこの2戦はバンタム級に近い契約体樹だったが、初のバンタム級にまで体重を落とし、彫刻のようなバキバキボディを披露。フェイスオフの後、力比べのように互いに譲らぬ全力の握手を交わした。
【フォト&動画】モロニーと武居が全力の握手!武居の彫刻のバキバキボディも
先に計量台に乗ったモロニーは、計量パスで笑顔のマッスルポーズ。続いて武居も計量クリアで片手マッスルポーズを決めた。
緊張感のあるフェイスオフを終えると、モロニーが手を差し出し、武居の力を確かめるかのようにガッチリと握手。一度手を離したモロニーに武井は再び力を入れ握り返し、明日への勝負に力をみなぎらせた。
武居はK-1時代は得意のパンチでKOを重ね王者となった。21年3月にプロボクシングデビューから、ここまで8戦全勝で全KO。22年8月にはOPBF東洋太平洋スーパーバンタム級王座を獲得し、現在はWBO世界バンタム級5位にランクインしている。
一方、モロニーは27勝(19KO)2敗とKO率7割。20年10月に井上尚弥に7回でKO負けを喫したが、その後、井岡と王座戦を戦ったアストン・パリクテに3回KO勝利するなど勢いに乗り、5戦無敗で昨年5月に世界王座獲得。今回がV2戦だ。
昨日の会見で武居は「自分が1番目立つくらいの試合を見せたい、バチっと倒して勝ちます」とKO宣言。
モロニーは「今までで最高なコンディションです。ファンにエキサイティングな試合を見せたい」と意気込んだ。
前述した通り、武居は初めてバンタムまで体重を下げて戦う初戦、王者喰いを果たし世界王者になることができるか。
<計量結果>
▼WBO世界バンタム級タイトルマッチ12回戦
ジェイソン・モロニー(オーストラリア/王者)→53.4kg
vs
武居由樹(大橋/同級5位/挑戦者)→53.4kg
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