2014/10/05（日）UP
（最終更新：2014/11/23 23:55）

eFightの試合動画
試合レポートと同時にアップする速報動画では、KOシーンはスーパースロー再生。

▲無敗リカ（右）は女子ムエタイの強豪相手に初のドロー

▼セミファイナル（第9試合）　ライトフライ級　国際戦　2分5R　※ヒジあり
△リカ・トングライセーン（センチャイムエタイジム/ムエタイウォリアーズライトフライ級王者、WMC世界同級王者、WBC ASIA国際式ボクシング同級王者）
ドロー　判定1-1　※49-48、48-49、49-49
△ノンビー・ローンリエン・アントーン（タイ／タイ国プロムエタイ協会ライトフライ級王者）

　リカはボクシングでもWBC ASIAライトフライ級王座を保持し、ムエタイ戦績8戦全勝、ボクシング5戦全勝と負けなし。しかし、今回の相手は女子ムエタイで数々のタイトルを持ち、32勝8敗の戦績を持つ強豪だ。

　1Rは両者とも様子見。2Rになるとパンチをヒットさせたリカだが、3Rはノンビーの首相撲に捕まってヒザをもらってしまう。

　4R、首相撲で勝負に来たノンビーにヒジを見舞うリカ。ノンビーもパンチで前に出るリカに強い右ミドルを叩き込む。

　5Rも首相撲勝負に持ち込むノンビーに対し、リカは左右のストレートで前に出るがノンビーも右ミドルを蹴る。ノンビーがパンチでリカをロープに詰めるが、リカもパンチとヒジを振るって応戦。

　両者決め手なく互角の攻防となり、判定は三者三様のドローとなった。

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▲裕（左）の左ミドルキックに星（右）はダウンを喫したが、最後まで戦い抜いた

▼第8試合　56kg契約　3分3R　星雄晴引退試合　※ヒジなし
○裕・センチャイジム（ゆうや/センチャイムエタイジム/元NJKFスーパーバンタム級王者）
判定3-0　※29-28、29-28、30-28
●星　雄晴（東京町田金子ジム/NJKFバンタム級5位）

　NJKFバンタム級5位の星が引退試合を迎えた。対するは元NJKF王者の裕。

　1Rはミドルとローの攻防、2Rになると星がパンチの手数を増やし始めるが、裕に左ミドルの連打でダウンを奪われる。3R開始と同時に星はパンチ＆ミドルで一気に前へ出て、ラスト30秒では裕もパンチのみで打ち合う。引退試合にふさわしい熱戦を見せた星だが、判定で敗れた。

　星はマイクを持ち、「自分はデビューして14年になり、結局ベルトは巻けなかったんですが、最後に強いチャンピオンと試合をさせてもらえて、たくさんの人に応援もしてもらえて幸せでした。僕は今日で引退しますが、まだまだキックボクシングという素晴らしい競技で頑張っている選手たちがいるので今後も応援をお願いします。何よりも皆さんの応援が選手の力になります」とメッセージ。