王者カネロ「最高の状態だ!」600gアンダーの計量パス、睨み合いで無敗ムンギアを見上げる
5月4日(日本時間5日)開催のプロボクシング[4団体統一世界スーパーミドル級タイトルマッチ](米ラスベガス)の前日計量が3日(同4日)行われた。
リミット168ポンド(76.2kg)に対し、同級4団体統一世界王者のサウル・カネロ・アルバレス(33=メキシコ)は166.8 ポンド(75.6kg)で600gアンダーでパス。
挑戦者で元WBO世界スーパーウェルター級王者のハイメ・ムンギア(27=メキシコ/WBC&WBO同級1位)は167.4ポンド(75.9kg)で300gアンダーでパスした。
カネロは力強いマッスルポーズのあと、フェイスオフで自分より10cm身長の高い183cmのムンギアの顔を見上げ睨み合った。
【フォト&動画】カネロがムンギアを見上げる!2人のマッスルボディ比較も
カネロは計量後のインタビューで「これまでで最高の状態だ!」と答えた。計量で見せたカネロのバキバキの絞った腹筋と、フェイスオフ後もシャドウでパンチ連打のパフォーマンスから良いコンディションの想像がつく。しかし、身長はムンギアが上で逞しい筋骨、力強そうだ。
計量を終えたカネロは「とてもいい気分だよ。全盛期の気分だ。もうケガもないし、今が一番いい感じなんだ。明日の夜にそれを見せる」と地元のインタビューで語った。
カネロは22年9月にゲンナジー・ゴロフキンとの3度目対決で判定勝利後の10月、左手首の手術を受けた。昨年5月にWBO世界同級暫定王者ジョン・ライダー(34=英国)に5度のダウンを奪う圧勝するも倒し切れなかったことに、まだ本調子ではないのではとの心配の声もあった。昨年10月には2階級下の4団体統一世界S・ウェルター級王者ジャーメル・チャーロ(アメリカ)に7Rにダウンを奪うなど判定勝利。手術後、KOは出ていないが、前戦から半年あまり、怪我はしっかり完治したのかもしれない。
対するムンギアは「とても興奮している。最高のチャンスだ。明日、4団体の新世界チャンピオンになる」と意気込んだ。
ムンギアは今年1月、カネロがKOできなかったジョン・ライダーを9回TKOで破りっている。
下馬評はカネロ優位だが、果たして、カネロがメキシコの新旧スター対決をKO決着で締めるのか、それとも無敗のムンギアの下克上なるか。
戦績はカネロが60勝(39KO)2敗 、ムンギアが43勝(34KO)無敗。
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