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【DEEP】大塚が決着戦制し、石渡にリベンジ宣言

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2015/05/17(日)UP

▲大塚(右)が北田(左)の挑戦を退け、初防衛に成功した

DEEP事務局
「DEEP 72 IMPACT」
2015年5月16日(土)東京・後楽園ホール

▼第10試合 メインイベント DEEPバンタム級タイトルマッチ 5分3R
○大塚隆史(AACC/DEEPバンタム級王者)
判定5-0
●北田俊亮(パラエストラ千葉/挑戦者)
※大塚が初防衛に成功。

 両者は過去2度アマチュアで対戦して2度とも北田が勝利、プロでは2013年11月のDEEPで対戦し、この時は大塚が判定勝ちを収めている。4度目の対決はタイトルマッチで行われた。

 1R、パンチから何度もタックルを仕掛ける北田だが、テイクダウンは奪えない。このラウンドで一度だけのテイクダウンを奪ったのは大塚の方。両者とも組んでから離れるところでパンチを入れる。北田がパンチで細かくヒットを奪った印象が強い。

 2R、大塚は北田のタックルをことごとく潰す。北田も下から得意のフロントチョークを仕掛けるが、大塚はポジションを移動して極めさせない。スタンドでは北田のパンチが当たったが、大塚が抑え込んで上になった時間が多かった。

 3R、北田のタックルを潰して上から抑え込む大塚。北田が立ち上がってもバックを奪ったまま立ち上がり、投げで寝技に戻す。

 その後も抑え込みと上からのパンチ、立ち上がると投げで寝技に戻してバックからのパンチを連打。

 大塚が北田を離すことなくコントロールし続け、ラスト10秒では自分からパンチの打ち合いを挑んで北田も打ち合い、場内を沸かせた。

 判定は5-0で大塚の勝利。初防衛に成功した大塚だが、「メインなので本当はKOしたかったんですがごめんなさい。もっとハードパンチを身につけて次はKOできるように頑張ります」と反省の弁。

「勝ったから言えますが、練習で左ヒジの靭帯を伸ばしてしまい、左腕が使えなかった」と明かし、「石渡選手ともう1回やりたい」と大みそか大会でKO負けの屈辱を味わわされたパンクラスのバンタム級王者・石渡伸太郎へのリベンジを誓った。

 


▲元谷はパンチを効かせると一気に攻め、最後はスリーパーで一本勝ち

▼第9試合 セミファイナル DEEPvsROAD FC対抗戦 DEEPフライ級 5分3R 
○元谷友貴(CB IMPACT/DEEPフライ級王者)
一本 1R2分08秒 ※チョークスリーパー
●チェ・ジョンホン(韓国/ROAD FC/TEAM SANAI)

 韓国最大のMMA団体「ROAD FC」との対抗戦に元谷が出撃。元谷は清水清隆、今成正和、前田吉朗、和田竜光といった日本のフライ級トップファイターを次々と撃破し、現在5連勝中。今大会では、ROAD FCで2試合連続一本勝ちを収めている新鋭チェを迎え撃った。

 1R、チェはテコンドー仕込みのハイキックを連発するが、元谷は動じない。ローで前へ出て行く。

 パンチの打ち合いで元谷が左フックをヒットさせるとチェがロープ際へ下がり、元谷は強烈な打ち下ろしの右ストレート。

 腰が砕けたチェにパンチで一気にラッシュを仕掛けて上からパンチを落とし、最後はバックを奪ってのチョークスリーパーで仕留めた。

 前日計量では減量苦で憔悴しきっていた元谷だが、ROAD FCからの刺客を問題なく撃退した。

  

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