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【パンクラス】久米鷹介が雑賀に逆転一本勝ち、北方大地と中島太一がタイトル戦で勝利

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2021/12/13(月)UP

右ストレートを見舞う中島(右)

▼第7試合 パンクラス・バンタム級暫定王者決定戦 5分5R
●井村塁(Nexusense/同級1位/2020年NBT同級優勝・MVP)
TKO 2R8秒 ※レフェリーストップ
〇中島太一(ロータス世田谷/同級2位/2012年NBT同級優勝)
※中島が暫定王者に

 中島は昨年9月の次期挑戦者決定戦で、UFC経験者の堀江圭功に競り勝ち、ISAOとのタイトル挑戦権を獲得。今年5月にISAOのタイトルのい挑戦したが判定負けを喫し、今回からバンタム級に階級変更。その初戦が暫定王者決定戦となり、現在6戦無敗の井村と対戦することとなった。

 1R、中島は左ジャブ、右ロー主体の攻めから右ストレートを当てダウンを奪う。井村のタックルも潰して優位に試合を進める。

 2R、ダメージを感じさせる井村に対し、中島は左ジャブから右ストレートを当ててKO勝ちした。タイトルを獲得した中島は「やっと日本のトップとやれるスタートラインに立てたと思います。パンクラスとは違う奴を倒して行きたい」と他団体選手との対戦をアピールした。

 



▼三浦広光(第10代ウェルター級キング・オブ・パンクラシスト/SAMURAI SWORD/RINGS))引退セレモニー

 三浦は2004年7月に総合格闘技でプロデビュー後、2010年4月にプロボクシングへ転向し、8勝(4KO)1敗の好成績を残した。
 その後15年に11月にパンクラスでMMAに復帰し、4連勝でウェルター級王座を獲得。17年7月に王座陥落も、19年にはレッツ豪太と対戦し、1Rパウンド連打でTKO勝利を飾るなどいまだ強さは衰えず。前戦は今年6月のパンクラス・メインイベントで菊入正行戦だが、TKO負けしている。MMA戦績は14勝8敗。

 引退セレモニーでマイクを握った三浦は「デビューから引退までパンクラスで戦わせていただき光栄に思います。パンクラス関係者の皆様、ありがとうございました。大学卒業まで柔道をやって、その後に総合格闘技、キックボクシング、ボクシングを続けて色んな出会いがあって、全てが財産だと思います。この財産を今後、大事にしていきたいと思います。自分は引退しますが、同級生で頑張っている総合格闘技の選手はいるので悔いのないように格闘技を全うしてほしいと思います」とあいさつ。最後に10カウントゴングが鳴らされ、三浦はケージを後にした。

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