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【学生キック】東海大が団体戦優勝「2連覇目指し暴れる」

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2022/12/01(木)UP

境田(左)の左インローが遠藤(右)にヒット

境田(右)のボディに右ミドルを蹴る遠藤(左)

 ミドル級チャンピオントーナメント決勝戦は國學院大學同士、境田建志郎(4年)と遠藤亮策(2年)の一戦となった。境田は去年、今年と2年続けて学連委員長として大会運営を切り盛りしながら選手としても活躍している。

 1R、開始早々、遠藤のワンツーに境田の体が大きく揺らぐ。その後はワンツー、左右のフック、右テンカオを主体に攻める遠藤に、境田がしっかりガードを固め、右ロー、左のインローを返す展開が続く。

境田が判定勝利

 2R、1R同様、回りながらパンチを主体に攻める遠藤とプレッシャーをかけながらローキックを軸に前に出る境田の攻防が続く。途中、首相撲で境田が遠藤をこかすシーン、遠藤が左ミドルで境田を後退させるシーンがあり、2Rが終了。

 3R、序盤に境田にローブローが入り、試合が一時中断。再開し、これまで同様ローキックをてこに前に出る境田と、左ミドルで境田の前進を止める遠藤。終盤、遠藤の左ミドルに境田がパンチを合わせ、遠藤がダウン。

境田建志郎

 残り時間30秒で遠藤がラッシュをかけるもそのまま試合終了。判定2-0(28-28、29-28、30-28)で大会実行委員長の境田が2022年ミドル級チャンピオンに決定した。

 境田は「伝統ある学生キックのベルトを手にできたことを誇りに思います。厳しい試合となりました。先輩として、学連委員長として負けられない気持ちが最後に出たと思います」とコメントした。

 なお、この境田vs遠藤の試合は今大会のベストバウト賞に輝いた。

2階級制覇を達成した松長雄飛

 また、フライ級チャンピオンになった松長雄飛(2021年バンタム級)は、城戸康裕(2001年ウェルター級、2002年ミドル級)、秀樹(2012年フェザー級、2013年ライト級)と、現在プロのトップ戦線で活躍する選手に続く史上3人目の2階級制覇を達成した。

<個人戦結果>

▼第15試合 ライト級チャンピオントーナメント決勝戦 3分3R
△横山太一郎(國學院大學1年)
判定0-0 ※3者とも28-28優勢判定(高岡)
△高岡 大(國學院大學3年)△
※優勢判定により高岡がライト級王者に就く。

▼第14試合 フェザー級チャンピオントーナメント決勝戦 3分3R
●磯崎力也(創価大学3年)
KO 1R 1分8秒
○神野聖哉(拓殖大学2年)
※神野がフェザー級王者に就く。

▼第13試合 ミドル級チャンピオントーナメント決勝戦 3分3R
○境田建志郎(國學院大學4年)
判定2-0 ※28-28、29-28、30-28
●遠藤亮策(國學院大學2年)
※境田がミドル級王者に就く。

▼第12試合 バンタム級チャンピオントーナメント決勝戦 3分3R
●貴田皓太(國學院大學2年)
KO 3R 1分42秒
○上山斗樹(東海大学2年)
※上山がバンタム級王者に就く。

▼第11試合 ウェルター級チャンピオントーナメント決勝戦 3分3R
●田中良弥(拓殖大学3年)
KO 2R 2分31秒
○加賀崎大介(國學院大學2年)
※加賀崎がウェルター級王者に就く。

▼第10試合 フライ級チャンピオントーナメント決勝戦 3分3R
○松長雄飛(國學院大學4年)
KO 1R 0分43秒
●堀 辰至(専修大学1年)
※松長がフライ級王者に就く。

▼第9試合 ライト級 3分3R
●安河内大樹(中央大学4年)
KO 1R 1分34秒
○内藤琉斗(東洋大学3年)

▼第8試合 ライト級 3分3R
●川島京太郎(拓殖大学4年)
KO 1R 0分41秒
○望野晃生(東洋大学4年)

▼第7試合 ライトヘビー級 3分2R
●山田智之(日本大学2年)
判定3-0 ※3者とも20-18
○今塩屋秀太(東海大学2年)

▼第6試合 ライト級 3分2R
●鈴木勇希(東海大学2年)
判定3-0 ※3者とも20-19
○堀 雄太(中央大学3年)

▼第5試合 フェザー級 3分2R
●小林佳意(東海大学2年)
2R負傷判定3-0 ※3者とも20-18
〇鎮目正義(中央大学1年)

第4試合 ライト級 3分2R
●平野 達(中央大学2年)
判定3-0 ※20-18×2、20-19
○遠藤泰斗(東海大学3年)

第3試合 バンタム級 3分2R
○福島友洋(拓殖大学2年)
判定3-0 ※20-19、20-18×2
●天野史温(専修大学3年)

第2試合 フェザー級 3分2R
△小林 凱(拓殖大学1年)
判定1-0 ※20-20×2、20-19(小林)
△香田龍一郎(東海大学3年)

第1試合 ライト級 3分2R
○相原寛斗(拓殖大学3年)
判定2-0 ※20-20、20-19×2
●飯島幸輝(東海大学2年)

<各階級王者>

フライ級   松長雄飛(國學院大學4年)
バンタム級  上山斗樹(東海大学2年)
フェザー級  神野聖哉(拓殖大学2年)
ライト級   高岡 大(國學院大學3年)
ウェルター級 加賀崎大介(國學院大學2年)
ミドル級   境田建志郎(國學院大學4年)

<個人各賞>

最優秀選手賞  望野晃生(東洋大学4年)
技能賞     遠藤泰斗(東海大学3年)
喜多川賞    高岡 大(國學院大學3年)
ベストバウト賞 境田建志郎(國學院大學4年)vs遠藤亮策(國學院大學2年)

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