【学生キック】団体戦は東海大学が3年ぶりの優勝、4階級で各王者も誕生
全日本学生キックボクシング連盟
「第88回全日本学生キックボクシング選手権大会~チャンピオントーナメント決勝戦」
2019年11月23日(土)東京・後楽園ホール
1972年に誕生し今年創立48周年を迎えた日本最古のキックボクシング団体「全日本学生キックボクシング連盟」(以下UKF)が、『第88回全日本学生キックボクシング選手権大会~チャンピオントーナメント決勝戦』を開催した。
団体戦では各大学(10大学)で勝ち点が高い上位3名の合計ポイントで順位を決定。
東海大学が3年ぶり13回目の優勝を飾った。また、4階級のチャンピオントーナメント決勝戦を実施。9月と10月に行われた予選を勝ち抜いた8名が決勝戦を争い、各階級のチャンピオンが生まれた。
個人戦では、ライト級チャンピオントーナメント決勝戦は最も沸いた試合となった。
日本大学2年の大館秀長が序盤からパンチをヒットさせ優勢に試合を進めるが最終の3Rには対する東洋大学4年の一ノ瀬浩太郎のパンチも大館の顔面を捉え始め、大館の顔面からは出血が見られた。互いに一歩も譲らぬパンチの打ち合いの末ラウンド終了。判定は1(大館)-0の引き分けとなったが、チャンピオントーナメントルールに則り、30-30の引き分けとした2名のジャッジは優勢判定を大館に挙げ2019年UKFライト級チャンピオンはチャンピオントーナメントルールに則り、優勢判定を多く取得した大館が2019年UKFライト級チャンピオンは大館に決定した。
大館は「自分は泣き虫で、今まで何かで一番になった事はなかったですが、キックボクシングに出会い色々な人のサポートのおかげで、チャンピオンになる事ができました。今まで生きてきて一番嬉しいです」と勝利の喜びを語った。
また最優秀選手賞には第10試合で打ち合い蹴り合いの接戦から1R 2分29秒でKO勝利を飾った西方大智(東海大学3年)が選ばれた。
上田隆一(東海大学3年)大会実行委員長は「アマチュアムエタイのエキシビション、フィットネスのデモンストレーション、ラウンドガールの導入など例年に比べバージョンアップした良い大会になったと思います。東海大学は去年あと一歩のところで優勝を逃しましたが、今大会は部員全員が一丸となった結果の団体優勝でした。後輩もこの大会で色々なものを学び感じとってくれた様子でした」と語った。
<団体戦成績>
優 勝 東海大学
準優勝 日本大学
3 位 拓殖大学
<各階級王者>
フライ級 川原俊将(創価大学3年)、マクダレナヴィンス(拓殖大学1年)
※1R偶然のバッティングにより試合続行不能。両者が王者に。
バンタム級 小野祥平(東海大学3年)
フェザー級 山口隼也(拓殖大学2年)
ライト級 大館秀長(日本大学2年)
<個人各賞>
最優秀選手賞 西方 大智(東海大学3年)
優秀選手賞 冨原 旭日(創価大学2年)
技能賞 執行 航平(創価大学3年)
喜多川賞 中原 昂生(専修大学4年)
ベストバウト賞 小野 祥平(東海大学3年)vs 三枝 航己(日本大学3年)
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