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大橋会長、ネリが体重超過なら”試合拒否!”改心ネリは60日前計量パス「節制している、最強を証明する」

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2024/03/07(木)UP

井上尚弥とネリが意気込む

 5月6日(月・祝)東京ドームにて[4団体統一世界スーパーバンタム級タイトルマッチ]4団体統一王者・井上尚弥(30=大橋)と、挑戦者で元世界2階級制覇王者のルイス・ネリ(29=メキシコ)の対戦が6日の会見にて正式発表された。
 気になるの過去、ネリが山中慎介戦でのドーピングと計量オーバーだが、会見後、大橋会長は体重オーバーなら試合を「絶対にやらない」と断言した。

【フォト】日本中が震撼したネリの強さ、山中をKOした瞬間!会見でのネリのスラリとしたボディ、井上や山中も握手

 体重超過の不安があるもネリは会見で開口一番「皆さんに申し訳なかったとまず謝りを入れたいと思います。日本のボクシングコミッションの皆様、ボクサーの皆様、帝拳プロモーションの皆様に謝罪を申し上げます」と謝罪の意を述べた。

ネリが山中をKO!日本中が震撼した。

 続けて「今、大変集中してきちんと練習しています。2度皆様を裏切ってしまいましたが、今は節制しきちんと調整しています」と心を入れ替えたと語る。さらに会見後、会場に 訪れていた山中慎介にも謝罪した。

 ネットでは会見でのネリは身体が小さく見えたという意見もあった。試合まであと2ヶ月、スーパーバンタムは55.34kgだが、ネリは現在WBCの60日前計量も134ポンド(60.7kg)パスしている。JBCはWBCと協力し徹底したドーピングテストも実施する。

山中に勝利したネリ

 大橋会長は現在のネリに「大丈夫だと思う」としながらも、1ポンドでもオーバーした場合は「絶対にやりません」と断言。ここまで言うのなら、おそらく、契約条件に入れられているのだろう。

 試合の行方については会見で井上は「4団体の初の防衛戦にふさわしい試合をしたい。ネリに対して圧倒的に勝つことができたら、次の大きなステップアップになる。ネリに対して何もさせずに勝つこと」と、先の展望も見据える。

 対するネリは「井上をリスペクトしているが恐れてはいない。メキシコ人ボクサーとして最強を証明する」と意気込んでいる。

 この会見の後、大橋会長が囲み取材に応じ、今回の試合予想は短期KO決着になるのではと語る。

会見でネリが井上と握手

 大橋会長は「ネリはパンチ力はありますし、ドネアのもあったけどね。これまで井上に対して勝ちにくる、倒しに来る選手がほぼいなかった。今回の相手は勝ちに来る、倒しに来るの2つが揃っている。もしかしたら勝負が早いかも。前半の回で勝負が決まるでしょう」とコメント。井上はこれまでガード一辺倒の選手も倒してきたが、倒すまでのラウンドに時間がかかる。
 22年12月のポール・バトラー戦でも言えるように、ガード中心の選手は攻撃がないため、ガードの上からのパンチが主になってしまうのだ。結局11回にパンチ連打でKO勝利したが、KOまで時間がかかった。

 ネリの場合、攻撃してくるため、パンチを打つ瞬間などガードが開く。その瞬間をカウンターで狙うことができる。しかしそれはネリ側にとっても都合がいい。攻撃する井上のガードが一瞬開くのだ。

「いずれにしてもKO決着か」との記者の質問に、ゆっくりうなずいた大橋会長。現在メキシコから2人のスパーリングパートナーを呼び練習に入っていることも語った。
 果たして勝利はどちらだ。

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