2022/08/01（月）UP
（最終更新：2022/08/01 18:36）

猿丸ジュンジvs新井丈

　9月19日（月・祝）に東京・後楽園ホールで開催される『プロフェッショナル修斗公式戦 PROFESSIONAL SHOOTO 2022 Vol.6』の対戦カードが発表された。世界王者・箕輪ひろば（総合格闘技道場STF）の王座返上により、第9代世界ストロー級王者に昇格することになった暫定王者・猿丸ジュンジ（修斗GYM東京）が、新井丈（キングダムエルガイツ/和術慧舟會HEARTS）を相手に初防衛戦を行う。

【動画】猿丸が倒れた相手に怒涛の追撃でKO勝利

暫定チャンピオン決定戦で勝利した猿丸（左／2021年11月）

　猿丸は2011年にタイトル初挑戦となるチャンスを掴むも、試合前日に東日本大震災が起こり大会自体が中止に。その後、生駒純司、山上幹臣、室伏シンヤ、内藤のび太を相手にタイトルショットを行うがベルトに届かず、昨年11月の[修斗世界ストロー級暫定チャンピオン決定戦]でついに黒澤亮平に一本勝ちし、暫定王座を獲得した。

　対する新井は2016年にデビューし、デビュー3戦目から2019年まで連敗が続くも、ここ最近は6連勝と波に乗る。新井は「今の心境はやっとここまで来たんだなという感じ。修斗のベルトに5回挑戦してやっと獲った猿丸選手。9連敗から這い上がってやっとそのベルトに挑戦する俺。どっちが根性があるのか、どっちが最後まであきらめないのか見届けてほしい」とコメントし、王者・猿丸は「久々に熱い選手が来たと思っていて…楽しみだな」と独特の表現で呼応。

　果たして諦めずに戦い続けてきた男同士のタイトルマッチの行方はいかに。

関口祐冬vs内田タケル

　フライ級では同級世界1位・関口祐冬（修斗GYM東京）と同級世界8位・内田タケル（パラエストラ松戸）のランカー対決が決定。

　関口は遠近どの間合いからでも対応でき、昨年9月から4連勝を飾った。先月大阪で行われた修斗で[CKC（ケージ・キック・チャンピオンシップ）1Dayトーナメント]に出場し、1回戦は不戦勝、準決勝では松山和弘にスプリットで敗戦するも会場を盛り上げた。
　対する内田は先月シンガポールで行われた『ROAD TO UFC』でオーストラリアのショーン・エチェルに一本勝ちし、現在全て一本勝ちでの5連勝中と波に乗る。

澤田千優vs加藤春菜

　初代女子アトム級王座を決める「インフィニティリーグ2022」公式戦も、澤田千優（勝ち点5／AACC）vs加藤春菜（勝ち点1／NACER DO SOL）、久遠（勝ち点4／ZERO）vs小生由紀（勝ち点1／グランドスラム沖縄A・P・P）の2試合が決定。

　現在、リーグトップは勝ち点5の澤田、次に勝ち点4で久遠（ZERO）と中村未来（マルスジム）が追う状況。上位3名は優勝の可能性が残っており、どれだけ早く勝つかがカギとなるインフィニティリーグで誰がどのように勝利を収めるのか注目だ。

久遠vs小生由紀

　その他、バンタム級では後藤丈治（TRIBE TOKYO MMA/同級世界5位）vs加藤ケンジ（K.O.SHOOTO GYM）、齋藤翼（総合格闘技津田沼道場/FIGHT FARM）vsスソン（KRAZY BEE）の2試合が決定し、[2022年度新人王決定トーナメント準決勝フェザー級]で椿飛鳥（トライデントジム）と工藤圭一郎（グランドスラム沖縄A・P・P）が対戦する。

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