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【修斗】SARAMI、黒部三奈との3度目の対決制し王座奪取

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2021/11/07(日)UP

スリーパーで黒澤から一本勝ちした猿丸

▼第5試合 修斗世界ストロー級暫定チャンピオン決定戦 5分5R
〇猿丸ジュンジ(修斗GYM東京/同級1位)
一本 1R 3分23秒 ※スリーパーホールド
●黒澤亮平(パラエストラ松戸/同級5位)
※猿丸が修斗世界ストロー級暫定王者に

 現王者・箕輪ひろばがONE Championshipに参戦中の為、防衛戦が行われずにいた世界ストロー級王座。暫定チャンピオン決定戦で同級1位・猿丸と5位・黒澤亮平によって争われる。
 両者は15年に、“飛鳥拳”のリングネームで7連勝を誇っていた黒澤が猿丸に挑むチャレンジマッチという位置付けで対戦。負傷しながらも、猿丸がKO勝利している。

 その後、猿丸は当時の修斗世界王者・内藤のび太に挑むも完敗。その内藤がONE Championshipへの参戦でタイトルを返上すると、王座決定戦で澤田龍人を下した黒澤が第6代世界ストロー級王座を獲得した。黒澤は、負傷が長期化し王座を返上したが、19年に約2年半のブランクから戦線復帰。復帰後5戦4勝と波に乗る。

 15年のキャリアを迎え今回が5度目の世界挑戦となる猿丸と、再戴冠を狙う黒澤。ベルトをかけた再戦を制するのはどちらか。

 1R、右カーフをクリーンヒットさせる猿丸に、黒澤は左右のワンツーで前進。猿丸がタックルを仕掛けてテイクダウンするも、耐える黒澤が立ち上がってスタンドへ。力強いワンツーを振るう黒澤を、再びテイクダウンした猿丸はバックに付いてスリーパーで一本勝ち。

 マイクを握った猿丸は「逃げずに諦めずに、修斗でずっとやって、諦めなくて良かった。諦めなかったのは、みんなが応援してくれたおかげ。だから、みんなのチャンピオンベルト。今度巻いてね」と語り、涙を見せた。

▶︎次ページは、結城大樹vs岩本健汰、中村未来vs澤田千優

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