皇帝ヒョードルにも勝利の巨漢シウバが現役引退、体調心配の声も

2022/12/31（土）UP
（最終更新：2022/12/31 12:12）

　皇帝エメリヤーエンコ・ヒョードルを倒した男として人気の元UFCファイター、アントニオ・シウバ（43=ブラジル）が現役引退した。

【動画2点】シウバがヒョードルをTKOした衝撃シーン！ラストマッチとなった“サンドバック状態”KO負けも

　シウバは28日にブラジルMMAメディアの取材で「どんな人間にでも限界はある。複雑な気持ちだが、ここで辞める。これ以上戦いはできない」と引退を決意したことを告白。さらに、数年前に脳腫瘍で2度の手術を行い、KOされる度に精密検査を受けていたことも明らかにした。

　身長193cm体重119kgの巨体で雪男の“ビッグフット”の愛称を持つシウバ。11年に米国MMA団体「ストライクフォース」のヘビー級WGP1回戦でヒョードルと対戦しTKO勝利。世界の格闘ファンを驚かせた。以降UFCでも活躍し、素手ボクシングやボクシングなどにも挑戦したが、11連敗と約7年間近く勝ちがなかった。

　前戦では、9月10日にアゼルバイジャンで開催された格闘技イベント『MixFight Championship』にて、元K-1ファイターのザビット・サメドフとキックルールで対戦し、サンドバック状態のKO負け。試合間隔が短く、その倒れ方も危なかったことから多くのファンから体調を心配する声が上がっていた。

　シウバのMMA戦績は19勝14敗1無効試合、キックボクシング2敗、プロボクシング1敗、素手ボクシング1敗。今後は家族との時間を大切にしたいとのことだ。

▶︎次ページは【動画2点】シウバがヒョードルをTKOした衝撃シーン！ラストマッチとなった“サンドバック状態”KO負けも

• 1
• 2

• ≪ 前のページへ
• 次のページへ ≫

●編集部オススメ

・皇帝ヒョードルにも勝利の巨漢シウバが“サンドバッグ状態”のKO負け、元K-1サメドフ勝利

・【テレビ・配信】大みそか「RIZIN.40」は何時から？サトシ、クレベル、堀口vs扇久保などTV放送・ネット配信・生中継情報

・【結果】12.31 井岡一翔vsフランコの統一戦、堤駿斗vsアポリナルなど

・12.31『RIZIN』全試合 結果 速報