【Road to UFC】修斗世界王者・安藤達也が初戦敗退、中国ストライカーの強打にダウンも=試合結果
5月18日(土)中国UFCパフォーマンス・インスティチュート上海で開催された『ROAD TO UFC SEASON3 エピソード1&2』のフェザー級トーナメント1回戦にて、修斗バンタム級世界王者の安藤達也(34=フリー)がズー・カンジエ(28=中国)に判定3-0で敗北。カンジエの破壊力ある打撃にダウンするなどし、トーナメント初戦で姿を消した。
【動画】安藤がビッグヒットでダウンも、必死に相手の猛攻を凌ぐ
安藤は全日本レスリング選手権2位などの実績をベースにする、修斗バンタム級世界王者。22年3月の同タイトルマッチで、当時の王者の岡田遼に挑戦。2回TKO勝利で新王者に輝いた。その後、防衛戦は行なっていないが、昨年3月にONE初参戦し、イラン強豪アリ・モタメドに逆転KO勝利を飾った。今回は階級上フェザーでの挑戦だ。
対するカンジエはキャリア18勝で12KOのストライカーだ。
1R、安藤がノーガードから走り込むながらワンツーを放つと、カンジエはバックステックでかわし、逆に左フックを当て安藤がぐらつく。不用意に飛び込む安藤に対し、カンジエがさらに右フックをヒット。その後もカンジエのクリーンヒットを何度も貰うも、安藤は前にで続ける。残り20秒、カンジエのワンツーで安藤はダウン、カンジエが怒涛ラッシュに安藤は立ち上がり必死に争うと、ブザーに救われる。
2R、カンジエの右ストレートに安藤は大きくダウン、立ち上がるも鼻や口から出血しボロボロの状態。打ち合う安藤だが、カンジエの右フックで顔が跳ね上がり、ボディストレートを被弾すると苦悶の表情。ダメージは深刻。安藤は、いつ止められてもおかしくない状態だが、目は死んでおらず戦いを続ける。
3R、安藤はジワジワと距離を詰めも、カンジエはバックステップで勝負をせず、ロー、ミドル、右ストレートでダメージを与える。残り数秒、カンジエが安藤に組みつき、持ち上げてマットに叩きつける。ここでタイムアップ。
判定3-0で、打撃で優位に立ったカンジエが安藤に完勝した。安藤はトーナメント初戦で姿を消した。
『ROAD TO UFC SEASON3 エピソード1&2』
5月18日(土)中国UFCパフォーマンス・インスティチュート上海
▼男子フェザー級トーナメント1回戦(準々決勝)
○ズー・カンジエ(中国)
判定3-0 ※30-26×2、30-25
●安藤達也(日本)
※カンジエが準決勝進出
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