2022/01/17（月）UP
（最終更新：2022/01/24 12:25）

宝珠山（左）と打ち合う黒部（右）

▼第6試合　女子スーパーアトム級5分2R
〇黒部三奈（マスタージャパン東京）
判定3‐0　※三者とも20‐18
●宝珠山桃花（赤崎道場A-SPIRIT）

　昨年11月の女子スーパーアトム級王座防衛戦でSARAMIに敗れた黒部が再起戦、昨年5月にプロデビューした新鋭の宝珠山と対戦した。

　1R、長身の宝珠山が左ジャブ、右ストレートを当て、黒部は劣勢気味。強引に突っ込む黒部はテイクダウン。宝珠山に立ち上がられても黒部は宝珠山を金網に押し込んで攻めさせない。

　2R、しつこく組み付く黒部は宝珠山をテイクダウンすると抑え込みながら鉄槌。アームロックを狙いつつ最後まで抑え込んで攻めの姿勢を見せ圧倒。防御に徹する宝珠山を仕留めることはできなかったが、グラウンドでは黒部が一方的に攻める展開となり判定勝ちを収めた。

一本勝ちした久遠

▼第5試合　インフィニティリーグ2022女子アトム級5分2R
〇久遠（ZERO）
一本　1R1分55秒　※腕ひしぎ十字固め
●加藤春菜（NACSER DO SOL）

　久遠は、渡辺久江として2006年にDEEP女子ライト級王者となり、当時人気に火がついていた”ジョシカク（女子格闘技）”の代表的存在の一人。16年大晦日のキックボクシング戦を最後にリングを離れていたが、今年10月の『DUEL.22』で約5年ぶりにキックルールで復帰。来年3月20日には、宮城にて開催される『戦場20』でキック復帰2戦目を控えている。MMAの試合は16年6月19日『VTJ in OSAKA』でのパク・ジョンウン戦以来となる。