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井上尚弥と父真吾氏がWBC年間最優秀賞をW受賞!ファイターとトレーナーで各受賞

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2024/01/23(火)UP

井上尚弥(中央)、父・真吾氏(左)が最優秀賞をW受賞

 1月23日(火・日本時間)世界ボクシング評議会(WBC)は、井上尚弥(30=大橋)を23年最優秀ファイター賞に「ファイター・オブ・ザ・イヤー」に、また指導する父・真吾(52)氏を、23年の最優秀トレーナー賞「トレーナー・オブ・ザ・イヤー」に選出した。尚弥が1年間でスーパーバンタム級の4団体制覇を成し遂げたことが評価された。
 WBC公式SNSでは「偉大なる父と息子とコーチの方程式」として称えている。

【フォト】井上尚弥のミットを持つ真吾トレーナー!

井上尚弥のミットを持つ真吾トレーナー

 今回2人の受賞は、尚弥が昨年スーパーバンタム級に転級し、7月にWBC&WBO王者だったスティーブン・フルトンにKO勝利し4階級制覇したことと、12月にWBA&IBF王者だったマーロン・タパレスにKO勝利し、1年間で史上2人目の4団体統一したこと。
 これを成し遂げたファイター、そして指導者とそれぞれ個別で評価されたことになる。

 真吾氏は、世界スーパーバンタム級4単体統一王者の井上尚弥と、弟でWBA世界バンタム級王者・井上拓真(28=大橋)を幼少時から育成指導してきた。

 尚弥は23年度、この他にもリング誌や全米ボクシング記者協会など数々の最優秀選手賞を受賞しているが、今回、父・真吾氏も指導者として”世界最高”を評価されることになった。

井上拓真のミットを持つ真吾トレーナー

 WBCは公式インスタグラムで、父・真吾氏へ「これは偉大なる、父と息子とコーチの方程式だ。井上真吾氏は息子を日本だけでなく、世界で最も偉大なボクシング選手に育て上げた。ライトフライ級、スーパーフライ級、バンタム級、スーパーバンタム級の4階級で世界タイトルを獲得させた」と称えている。

 大橋秀行会長はSNSで真吾トレーナーの受賞を報告すると「真のモンスターは真吾パパ」「日本ボクシング界の諸葛孔明」と賛辞が並んだ。

 WBCの23年最優秀ファイター賞には他、世界2階級制覇デビン・ヘイニー(米国)、WBC&WBA女子世界ライトフライ級王者ジェシカ・ネリ・プラタ(メキシコ)2名が選出されている。

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