2020/02/27（木）UP
（最終更新：2020/02/28 20:40）

グレイシー柔術のヂエゴ（上）がグラップリングトーナメントを制した

▼第8試合　グラップリング　ウェルター級トーナメント決勝　5分2R
○安楽ヂエゴ（グレイシーバッハ姫路）
一本　1R 3分0秒　※フロントネックロック
●飯塚優（HEAT-UP）
※安楽ヂエゴが初代ICOグラップリングウェルター級王者に

　ICO（International Chakuriki Organization）グラップリングウェルター級王座をかけたトーナメント決勝は、グレイシー柔術のヂエゴとプロレスラー飯塚の一戦。果敢に攻める飯塚だが、落ち着いて対処したヂエゴが万全のギロチンチョークで初代グラップリング王者のベルトを巻いた。

　試合後のマイクで生まれたばかりの息子をリングに上げ、その名が「ハイアン」だと明かしたヂエゴ。彼が憧れ、グレイシー柔術に入門する切っ掛けとなった故ハイアン・グレイシーに因んで付けた名前だといい「息子にも格闘技を教えたい。選手にしたい」と語った。

飯塚（上）が常に攻め続けてプロレスラー対決に勝利

▼第3試合　グラップリング　ウェルター級トーナメント準決勝　5分2R
○飯塚優（HEAT-UP）
判定3-0　※20-18、20-18、20-19
●麒麟（プロレスリング紫焰）

　準決勝第2戦、飯塚vs麒麟という奇しくもプロレスラー同士の一戦。ヴォルク・ハンにインスパイアされた飯塚が常に相手の上になって攻め続けるも、麒麟が意地で腕関節を極めさせない。「疲れるねー、コレ」という麒麟のボヤキに会場から笑いが起こる。レスラー同士の戦いは決め手を欠いたが、常に攻め続けた飯塚が判定勝ちを収め、ヂエゴの待つ決勝へと歩を進めた。