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【HEAT】アビラルが吉田英司を1R圧巻KO「K-1の世界王者になる」北川裕紀が起死回生の大逆転KO勝利

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2021/04/26(月)UP

北川(右)の強烈なカーフキックに、痛みを堪えきれずダウンするワンチャルーム

▼第8試合 KICK ライト級(60kg) 3分3R
○北川裕紀(ZERO ONE GYM/SB 日本フェザー級3位)
TKO 3R 1分16秒 ※右カーフキック
●ワンチャルーム・スペチアーレジム(大石ジム/元ムエタイ チャンネル7王者、元ムエタイ チャンネル3王者)

右ローを蹴り込むワンチャルーム

 北川は、シュートボクシング日本フェザー級3位のランカーで、的確な打撃とディフェンスを誇り、テクニシャンとして高い評価を得ている。昨年2月にはDEEP☆KICKのタイトルマッチに臨んだが、拳剛に判定で敗れた。今年3月にはRIZINの舞台で、勝利している。対するワンチャルームは、元ムエタイ チャンネル7王者、元ムエタイ チャンネル3王者の肩書きを持つ。

ダウンを奪った北川のカーフキック

 1R、ワンチャルームが右ローを蹴ると、北川も右ローを蹴り返す。緊張感のあるローの蹴り合いが展開される中、ワンチャルームは左ジャブで牽制する。ワンツー、フック、右ローを見せるワンチャルーム。北川はコツコツ右ローを蹴る。

 2R、左ローやミドルを蹴る北川に、ワンチャルームは右ストレートからの右ローを強打する。ワンチャルームのローで北川の右脚太ももが赤く染まる。左の前蹴りから前進したワンチャルームは左右のヒザ蹴りでペースを掴む。

 3R、北川は右ローや前蹴りで手数を出す。ワンチャルームはこれまで通り、左の前蹴りや右ローで対抗する。このままワンチャルームの判定勝利かと思われたが、北川が近距離で右のカーフキックを蹴ると、ワンチャルームが痛みを堪えきれずにダウン。そのままレフェリーがストップし、北川が見事に大逆転勝利を収めた。


前蹴りを繰り出す泉

▼第7試合 KICK 55kg契約 3分3R
●内藤凌太(BELLWOOD FIGHT TEAM)
判定1-2 ※29-30×2、30-29
○泉 丈成(誠至館)

内藤の鮮やかなハイキック

 内藤は、シュートボクシングやRISE、ONEなどの舞台で活躍する内藤大樹の兄。シュートボクシングを主戦場とし、DEEP☆KICKやHOOST CUPなどの他団体にも出場して経験を積んでいる。元DEEP☆KICK-55kg級王者の肩書きを持ち、現在はSB日本スーパーバンタム級2位にランクインしている。
 対する泉は、名門NJKF誠至会所属。アグレッシブかつ派手なファイトで勝利し会場を沸かせるファイターだ。

泉のパンチが内藤のボディにめり込む

 1R、スピーディな展開の両者は、左右のローキックやミドルを散らしていく。内藤は前進して、細かいフックから左ロー。中盤以降は、近距離の攻防となり、泉は右のヒザ蹴り、内藤は左ミドルを蹴る。

 2R、内藤の右ミドルに合わせて、泉は左右のフックを見舞う。両者ともロー、ミドル、ワンツーなどの技を出すが、ダメージを与えるには至らない。泉は終盤に飛びヒザ蹴りを見せた。

 3R、内藤は左ローを蹴りながら、前に出て左右のミドルキックを蹴り込む。泉は左右のフックを近距離で振り回し、接近戦では右ヒザを突き上げる。最後まで手数が落ちない両者。内藤は右のフックを振るう。お互いに明確な差がないまま、終了のゴングが鳴った。ジャッジは1者が内藤を支持したが、2者が泉を支持。泉が判定勝利した。

▶︎次ページは、鈴木万李弥vs村上悠佳/イゴール・タナベvsアンディ・コング

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