2023/08/18（金）UP
（最終更新：2023/08/18 16:20）

王者・アビラル（左）と挑戦者・ヤン（右）が計量パス

　8月19日（土）に東京・ニューピアホールで開催される『CVC Presents HEAT52×AFC27』の前日計量が18日都内にて行われた。
　メインイベントの［HEAT KICK ミドル級（70kg）タイトルマッチ］で対戦する王者のアビラル・ヒマラヤン・チーター（志村道場）は69.9kg、挑戦者のヤン・チャンウォン（韓国/Team Buffalo）は69.4kgで計量をパス。その後の会見に出席した。

【フォト】アビラルとヤンが仕上がった肉体で計量パス！その他計量結果も

　アビラルは20年1月にHEATミドル級王座を奪取し、同年12月にK-1初参戦すると、当時K-1スーパー・ウェルター級王者だった木村ミノルからダウンを奪う好勝負を展開した（結果はTKO負け）。今年3月の前戦はジョーダン・ピケオーにKO負けを喫しており、今回は王座防衛と再起を狙う。対するヤンは22年のKBA-70kg王者だ。

　計量後の会見でヤンは「相手は関係なく自分のスタイルでやって、帰って美味しいご飯食べたい」とコメント。アビラルは「自分はネパール人なんですけど、明日は日本人の心を持って3回目の防衛戦をしっかりしようと思います」とそれぞれ意気込んだ。

　相手の印象を問われるとヤンは「特に考えた事はない、早く勝って家に帰りたい」と気にしていない様子。アビラルは「思ったより小ちゃくて、自分にKO負けした相手にも負けてるんで、相手にならないかな。早く帰りたいって言ってるから、早くKOして帰らせてやろうかな」と強気な発言を見せた。

　明日のタイトルマッチでは、アビラルが王者の強さを見せるのか、それとも挑戦者のヤンが王座を奪取するか。

　また、セミではHEAT MMA フェザー級（65.8kg）王座決定戦が行われる。倉本拓也（志村道場）は「しっかりと勝って、ベルトをもらいたいと思います」とし、ユ・ジュサン（Tiger Gym）は「明日は楽しく、スパーリングする気でやりたい」とコメントした。

　同大会は韓国の格闘技団体『AFC』と2度目の対抗戦となる。前回は今年4月に韓国で開催され、日本は2勝6敗と負け越している。今回は8カードの日韓対抗戦が行われるが、HEATの選手たちは雪辱を果たせるか。

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