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パッキャオ戦を目指すマクレガーにホリフィールドが指導役に名乗り

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2021/01/12(火)UP

イベンダー・ホリフィールド(Naoki Fukuda)

 ボクシング元世界ヘビー級とクルーザー級ともに3団体(WBA・WBC・IBF)制覇した王者イベンダー・ホリフィールド(58=米国)が、6階級制覇王者のマニー・パッキャオ(41=フィリピン)とのボクシングマッチ実現に動いているUFC2階級制覇王者のコナー・マクレガー(32=アイルランド)に対し、ボクシングの指導役に名乗りをあげた。

 ホリフィールドは10日に配信された英メディア『THE SUN』の取材で「もし依頼があれば、彼の元に会いに行って、指導ができるさ。“コーチ”と言うのではないが、的確なアドバイスができる。でも、ミット持ちの役は別の誰かが必要だ。私はミットも受け方を知らないからね」とコメント。

対戦は実現するのか?マクレガー(右/ (c)Zuffa, LLC)vsパッキャオ(右)

 体調管理を含む練習メニューから対戦相手戦略作りなどを行ういわゆる“コーチ”ではなく、パンチの打ち方やステップの踏み方などの、選手目線からのアドバイスはできると、マクレガーのボクシング指導に手をあげた。

 ホリフィールドは、両者が対戦した場合のマクレガーよりボクシングの引出しが多いパッキャオは“勝つ”戦い方をするだろうと予想。しかし、「試合をより面白くさせるには見ている人を楽しませることだ」と投げかけ「もしその選手に30秒以内で相手をKOできる能力があれば、見ている人は最高に楽しめる。両者にはその能力がある」とし、マクレガーに劇的なKO勝利の秘策を伝授できることを暗にほのめかした。

 マクレガーとパッキャオのボクシングマッチは、2017年8月にマクレガーがフロイド・メイウェザー(米国)と自身初のボクシングルールで対戦(マクレガーが10R TKO負け)した後から浮上。いまだ実現に至っていないが、21年での実施が有力視されている。
 一方で、1月23日の『UFC257』でダスティン・ポイエーと対戦するマクレガーが年内はMMAに専念するのではとの噂も上がっている。

  ホリフィールド自身も現在、ボクシング元統一世界ヘビー級王者マイク・タイソン(54=米国)とのエキシビションマッチが実現するか否かで話題となっており、21年は“表舞台”再浮上の年なのかもしれない。

 世界の格闘技ファンの視線を集めながら、ボクシングとMMAの2つの業界のレジェンドが手を組むのか、期待される。

▶︎次ページ(動画)は”まるで喧嘩!”マクレガーとメイウェザーの激闘の9R&10R、マクレガーがTKOに散る!

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