「パッキャオvsマクレガー」がボクシングで来年対戦へ、マクレガーが練習映像を公開
ボクシング、6階級制覇王者でフィリピンの国民的英雄のマニー・パッキャオ(41=フィリピン)と、UFC2階級王者でアイルランドの英雄コナー・マクレガー(32=アイルランド)がボクシングルールでの試合開催を来年に計画されていると、ESPNほか海外複数のメディアが報じている。
マクレガーは今月26日に自身のSNSで「次は中東でマニー・パッキャオとボクシングで対戦する」と突然の投稿。
英国の『BBC SPORT』によれば、それに対し、フィリピンの上院議員でもあるパッキャオの特別アシスタントを務めるジェイク・ジョンソン氏は「新型コロナウィルスの被害に遭った全てのフィリピン人の為、マニー・パッキャオはUFCスーパースターのコナー・マクレガーとの戦いに準備を進めている」と試合の計画が事実であることを認め、パッキャオの収益の大部分をコロナ感染の被害を受けた方々に寄付する考えがあることを付け加えた。
ボクシング界の生ける伝説とのドリームマッチに挑むマクレガーは、対戦告知の投稿をした前日の25日に自身のSNSで、ケージではなく、ボクシングリングの中でシャドーボクシングを行う動画を掲載。現在は削除されているが、海外メディアの一部はこれを報じている。(※下記、動画あり)
フィリピンは現在(9月28日時点)、コロナウイルスの感染者が30万人を超え、死者の数も5,344人と、収束の目処が立っていない。フィリピンの上院議員でもあるパッキャオは今回の対戦動機を“新型コロナウィルス被害者救済のため”としているが、一方で、パッキャオのインスタグラムでは、最新の投稿にファンが「マクレガーと戦わないで欲しい、あなたは伝説だ」などと反対の声が相次いでいるのも現状だ。
2017年8月にマクレガーがフロイド・メイウェザー(米国)と自身初のボクシングルールで対戦(マクレガーが10R TKO負け)した後、パッキャオとの対戦の話が浮上していたが、実現せずに終わっていた。
果たして今回こそ、このドリームマッチは実現するのか、注目したい。
▼9月25日に投稿されたマクレガーのシャドウボクシングの動画
Conor McGregor has posted this video of himself back shadowboxing in a boxing ring today…
[?️ @TheNotoriousMMA] pic.twitter.com/o1h3xmn044
— Michael Benson (@MichaelBensonn) September 25, 2020
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