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【BreakingDown】“かなりヤバイ男”サップ西成、参戦!10年前は前田日明襲撃も

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2023/08/11(金)UP

瓜田純士が「関西のレジェンド」と評価したサップ西成(『朝倉未来』YouTubeチャンネル)

 8月26日開催予定の朝倉未来の1分間大会『Breaking Down9』(ブレイキングダウン9)オーディション動画の第2弾が8日に公開され、“喧嘩3000勝無敗”所沢のタイソンこと久保広海が話題になっているが、喧嘩と言えば、“関西の地下格闘技レジェンド”サップ西成の右に出る者は少ないだろう。
 同オーディションでは、“北九州最狂の喧嘩自慢”松井健が絡み、すぐに試合が決定したため、その凄さや怖さは十分に伝わって来なかったが、サップ西成は過去に前田日明襲撃事件を起こして逮捕された過去も。彼は一体、どんな人物なのか、深掘りしてみた。

【フォト】サップ西成、九州の喧嘩自慢と乱闘騒ぎで火が付く瞬間

 サップ西成は、“伝説の喧嘩師”アンディ南野のインタビューに答える形で、過去の素性を明かしている。中学2年生の時に柔道を始めた西成は、柔道推薦で宮崎県の鵬翔高校に進学し、一流アスリートへの道へ進もうとしていた。西成が高校1年の時、宮崎県下の柔道トップ選手が集まる練習があり、1つ下の井上康生と練習する機会があったという。

 のちにシドニー五輪金メダリストとなる井上の才能は桁違いで、西成は「技が見えない」とまったく歯が立たなかったため、柔道の道を断念することに。その時に出会ったのが、アマ修斗の大会に出ていた先輩だった。それから格闘技の道へ進むことになったそうだ。

サップ西成(右)は松井健(左)と乱闘騒動を起こしている(『朝倉未来』YouTubeチャンネル)

 その後、地下格闘技団体『喧王』の看板選手として活躍。以後、団体が解散になるまで、西成はエースとして君臨した。そして、2013年9月に大阪で開催された『THE OUTSIDER』の大会を西成たちが襲撃することになった。

 西成は、ダルビッシュ翔の『ワルビッシュTV』で当時の詳細を明かしており、いきなり大会で前田日明を襲ったわけではなく、西成があるパーティーで前田に名刺を渡して挨拶した際に門前払いを食らい、そこですでに揉め事になっていたと説明した。

10年前、サップ西成が前田日明襲撃事件を起こしたアウトサイダーの大阪大会。写真は襲撃後だと思われる

 門前払いを食らってから、2年後。前田が大阪で大会を開くと聞き、「挨拶がない」という理由で襲撃計画を立てたという。ちなみに同大会は、ダルビッシュ翔が“Dark翔”のリングネームでデビュー戦を行っている(ドロー)。他にも、朝倉海(判定負け)、啓之輔(TKO勝ち)らが出場した。

 西成らが乗り込むと、関係者が前田を避難させる。和田良覚レフェリーが立ち合いのもと、西成は前田と対面し、話し合いでその場は収まった。そして、威力業務妨害容疑で西成ら数名が逮捕ということになったのが経緯だ。

ダルビッシュ翔(右)がデビューした大会で襲撃事件が起こった

 その後は飲食店経営に専念。格闘技からしばらく離れていたが、今年2月に兵庫県で開催された格闘技イベント『BLUE☆STAR』でヒロ三河と9年ぶりに試合をした。判定は2-1で西成が勝利し、止まっていた時間を動かすこととなり、今回のブレイキングダウン9のオーディションにつながった。

 46歳の西成が、再び格闘技の大会へ出場を決めた理由を「依存なんだと思います。格闘技が大好きなんで」と笑顔を見せた。ブレーキングダウン9では、松井健とどんな喧嘩を見せてくれるのか楽しみだ。

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