メイウェザーが井上尚弥に“3階級上”王者と対戦要求「血液と尿検査も受けて」にブーイングの嵐
元プロボクシング世界5階級制覇王者のフロイド・メイウェザー・ジュニアが9日、米格闘技メディア『FightHype.com』のインタビューで、井上尚弥を称えつつ「1戦目で40歳近いドネアをKOすべきだった」「ドーピング検査をしてアメリカで試合するべき」と持論を展開した。
メイウェザーはインタビューで井上尚弥に触れ、まず「彼はとんでもないファイターだと思う」と褒める。
続けて「そして私は彼が好きだ。なぜなら、彼は私の戦略やプレイから多くを学んでいるから。偉大な選手から学ぶことは当然だ」と上から目線で称えた。
井上が前戦、7月25日にスティーブン・フルトンに勝利したことについては「彼はフルトンを正しく理解し勝利した。しかしフルトンは優れたボクサーだが、ハードパンチャーではない」と指摘する。
さらに、19年11月に行われた[井上vsドネア]の一戦目(井上が判定勝利)に言及すると「あの時ドネアは井上に衝撃を与えたが(2Rにドネアの左で眼窩骨折)、ドネアは40歳近かったよな。井上は20代だった、ノックアウトすべきだった」と述べる。
また「井上はアメリカに来て戦うべきだ。ランダムな血液と尿検査を受けてね」とアメリカでドーピング検査の上、試合してほしいと発言した。
かつて自身が手塩にかけ育ていた三階級(スーパーフェザー・ライト・スーパーライト)制覇者で、現WBAライト級王者のガーボンタ・デービスに触れ「井上はPFP上位にふさわしい。しかしデービスもPFPランキングに入るべきだ」とコメント。
そして「私が見たいのは、井上とデービスがキャッチウェイトで戦うことだ」と現在は3階級上で戦うデービスとの試合が見たいと締めくくった。
このメイウェザーの井上を称えながらも、棘のあるインタビューには、海外ファンからも「自分たち以外の素晴らしいファイターを傷つけようとする、いつものやつ」「井上は複数回薬物検査を受けている、ドーピング疑惑に根拠はあるのか」「デービス戦はナンセンスすぎる」と非難ごうごうだ。
井上は年内、WBA&IBF王座を持つマーロン・タパレスとの統一戦を行うと見られている。
また統一しても3年はスーパーバンタム級にとどまると語っており、階級差と共に、デービスとの試合は現実的ではない。
メイウェザーも文句をつけたくなるほどの強さを発揮する、井上の今後に期待したい。
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