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【パンクラス】“筋肉モンスター”アキラが久米鷹介を下しライト級統一王者に!中島太一は田嶋椋に完封勝ち

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2023/04/30(日)UP

端がNØRIを破って新チャンピオンになった

▼第11試合 クイーン オブ パンクラス チャンピオンシップ フライ級 5分5R
〇端 貴代(和術慧舟會AKZA/第2代QUEEN OF PANCRASIST)
判定3-0 ※三者共に49-46
●NØRI(PRAVAJRA/プラヴァージュラ)
※端がフライ級王者に

NØRIはスタンドのパンチと蹴りで崩そうとした

 王者の端貴代が、同級1位のNØRI(PRAVAJRA/プラヴァージュラ)を挑戦者に迎えて、初防衛戦。同級初代王者のシッジ・ホッシャ(ブラジル)が負傷により、期限内に防衛戦を行えないとし、ベルトを返上。その結果、暫定王者だった端が正規王者となり、このタイトル戦が組まれる流れとなった。

 両者は21年10月の同級暫定王座戦で対戦。5Rフルの激闘となったが、スタンドではNØRI(法DATEから改名)がサイドキックなどの蹴り技で見せ場を作るも、テイクダウンを軸にパウンド連打を落とす端に軍配。判定勝利で端が暫定王座のベルトを手にした。

 1R、端は前へ出て右を打ちにいく。NØRIは鋭い右を返す。ともにパンチを交換すると端が組み付き、ケージへ。NØRIが身体を入れ替えるも、端が返してケージへ押し付ける。端は、サイドについてボディロック。そのままの体勢で、ラウンド終了。

端もパンチで応戦

 2R、互いに打ち合い。NØRIはスタンドでバックについて、そのまま寝技へ。チョークを仕掛けるNØRI。端はチョークをディフェンス。このままラウンドが終わるかと思いきや、端が回転して逃げだして上からパンチを落とした。

 3R、端はNØRIの打撃に合わせて組み付き、サイドからボディロック。端は、横倒しにしながらテイクダウンに成功。サイドポジションを奪うと、ポジションをキープしながらパンチ、ヒジ打ちを連打した。

端がNØRIに判定勝ち

 4R、端はNØRIの蹴りに合わせてシングルレッグに入る。テイクダウンを耐えるNØRIに、端はケージへ押し付ける。NØRIはフロントチョークへ。そのまま寝技へ入るも、端が腕をコントロールして脱出した。

 5R、端はNØRIの右に合わせて組み付き、ケージへ。スタンドのアームトライアングルを仕掛け、その流れでサイドへ。さらに寝技へ持ち込み、端がバックへ回ることに成功。最後は腕十字を仕掛けたところで試合終了。端が3-0で勝利し、フライ級王者となった。


井村(奥)が石井逸人を樹出した

▼第10試合 バンタム級  5分3R
〇井村 塁(Nexusense)
判定3-0 ※三者ともに29-28
●石井逸人(TRIBE TOKYO M.M.A)

 井村塁は、20年2月にデビュー。同年のバンタム級のネオブラッド・トーナメントの4戦をオール一本勝ち。21年5月に平岡将英から1RTKO勝ち、続くジェイク・ムラタ戦で一本勝ち。その後は中島太一にTKO負け、昨年は2勝1敗の成績を残した。

石井は打撃で崩しにかかった

 石井は柔道をベースに持ち、試合場全てを使う躍動感溢れるファイトスタイルが信条。21年5月に小野島恒太に判定勝利し、第11代環太平洋バンタム級王座を手にした。同年11月に藤井伸樹に判定負け。

 1R、石井は左、右のパンチを振るう。井村もパンチで対抗すると、両者組み付き。そのまま石井が引き込みながら体を入れ替えて、上になる。下の井村は、石井のパウンド攻撃を受けてしまう。立ち上がるも出血で血まみれに。ドクターチェック後、試合再開。石井がタックルを決めて上になる。石井有利でラウンド終了。

石井とのシーソーゲームを制した井村

 2R、井村は石井のタックルを潰しながらバックを奪う。バックからチョークを狙う井村。バックを奪いながらパンチを当てていく井村。必死にディフェンスする石井。この攻防が最後まで続き、井村が有利で試合を終えた。

 3R、ともにタックルのスクランブル合戦。井村はバックを奪い、チョークを狙うも石井が逃げる。今度は石井がバックに回るも、ここから井村が逃げる。そして井村がバックにつくとチョーク狙い。まさにシーソーゲームの展開に。最後までバックをキープした井村が、判定3-0で勝利した。


亀井(右)はジェヒョクを攻略した

▼第9試合 フェザー級  5分3R
〇亀井晨佑(パラエストラ八王子)
判定2-1 ※29-28×2、28-29
●パン・ジェヒョク(KORE AN TOP TEAM)

ジェヒョク(左)はハイキックでKOを狙う

 亀井は22年3月のフェザー級 4-MAN TOURNAMENT1回戦で中田大貴に判定勝利するも、ダメージを考慮した主催者判断で欠場。そして昨年7月、自身の代わりにリザーブから決勝進出した透暉鷹と対戦し敗北。同年12月の透暉鷹vs.ジェヒョクを見て、亀井はジェヒョク戦をアピールして実現することとなった。

 ジェヒョクは過去にFightingNEXUSで来日経験があり、修斗ライト級王者の西川大和や小森真誉らとの対戦経験を持つ。昨年12月に透暉鷹と対戦して判定負け。

 1R、亀井は離れてハイキックを放ち、ジェヒョクが接近してくるとジャブをヒットした。ジェヒョクは前へ出たいも、カウンターを警戒している様子。激しい攻防はなく、ラウンド終了。

亀井がジェヒョクを下した

 2R、亀井は離れての打撃を繰り返す。右の強打が何度も当たり、ジェヒョクは動きを止める場面も。ジェヒョクは左目上を出血。ドクターチェックが入るも、試合続行。ジェヒョクは前へ出てパンチを打ちにいくも、亀井のパンチがカウンターで入った。

 3R、亀井は距離をとってパンチとロ―キック。ジェヒョクは攻撃を受けながらも前進してパンチを打っていく。下がってかわす亀井。この繰り返し。だが残り20秒で、ジェヒョクがダブルレッグへ。下がって耐えるもバックに回ったジェヒョクがチョークを仕掛けたところで、タイムアップ。亀井が2-1のスプリットで勝利した。

▶次ページは田中路教vs.笹 晋久、藤野恵実vs.エジナ・トラキナス、松本光史vs.ヌルジャノフ・ルスタムベック

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