【パンクラス】“筋肉モンスター”アキラが久米鷹介を下しライト級統一王者に!中島太一は田嶋椋に完封勝ち
パンクラス
『PANCRASE 333』
2023年4月30日(日)東京・立川ステージガーデン
▼メインイベント(第14試合) ライト級 王座統一戦 5分5R
●久米鷹介(ALIVE/第7代王者)
判定1-2 ※47-48×2、48-47
〇アキラ(武蔵村山さいとうクリニック/暫定王者)
※アキラがライト級統一王者に
久米は10歳の時に始めた柔道をバックボーンに、総合格闘技ジム「ALIVE」に入門。アマチュア修斗全日本で優勝して頭角を現し、プロのMMAファイターとしてその名を広めた。パンクラスを主戦場にすると2016年9月の徳留一樹とのタイトルマッチで勝利を収めて王座を獲得。
前戦は2021年12月の『PANCRASE 325』にて雑賀ヤン坊達也との「ライト級王座統一戦」で一本勝ちし、王座統一と3度目の防衛に成功。今回が1年4ヶ月ぶりの防衛戦となる。
対するアキラは超人ハルクのような筋骨隆々の肉体を持つ実力者。昨年9月の『PANCRASE 329』で行われた暫定王者決定戦で松本光史にKO勝利し、暫定王座獲得。勝利マイクでは「まだ正規(王者)ではないので、頑張ります」と短く意気込み、正規王者の久米との統一戦に向けて意欲を見せていた。
1R、アキラは久米の出入りに合わせて右を放つ。久米はディフェンスすると、蹴りからパンチのコンビネーションにつなげる。久米の蹴りがアキラに。アキラのパンチが久米に入る。互いに譲らない打撃の展開となる。
2R、久米の右が入り、アキラの動きが止まる。久米はそのまま組み付き、ボディロック。テイクダウンを耐えるアキラに、外掛けで倒した久米。バックに回り、四の字フック。久米はチョークを仕掛けつつ、パンチをコツコツとアキラの顔面へ入れていく。
3R、久米は左右のフットワークで揺さぶる。アキラは右のパンチを狙う。久米はヒザ蹴りを狙うも、アキラが組み付いてテイクダウンに成功。パウンド攻撃で久米を追い込む。
4R、互いにパンチが交錯。アキラは右ヒットさせて、久米がフラフラとしてしまう。アキラは一気にパンチ連打で追い込み、上からパウンド攻撃。左、右とパンチが落されるも久米は抵抗。脱出しそうになるもアキラが力で封じ込み、肩固めも狙う。久米はどうにか難を逃れる。
5R、追い込まれた久米は、パンチから左ハイキック。組み付くとテイクダウンに成功。アキラは4Rで力を使い果たしたか、抵抗できずに守勢に回る。久米はバックから四の字フックで、チョークを狙いながらパンチをコツコツ落とす。アキラは守るのみ。久米は最後までパウンドアウトを狙うも、アキラが耐える。判定は2-1でアキラ。アキラがライト級統一王者となった。
ベルトを巻いたアキラは、「久米選手は強かったです。これから僕がパンクラスの歴史を作っていきます。必ずライト級の日本一のファイターになるので、応援をよろしくお願いいたします」と挨拶した。
▶︎次ページは【フォト】これがアキラの“筋肉モンスター”度!
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