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【レベルス】炎出丸、韓国王者撃破しての打倒KING強介に燃える

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2018/07/31(火)UP

ボディ攻撃で世界王者・国崇を失速させる炎出丸(右)

 8月3日(金)東京・後楽園ホールで開催の『REBELS.57』に出場する、元J-NETWORKスーパーバンタム級王者・炎出丸(ひでまる/35=クロスポイント吉祥寺)の試合直前コメントが、主催者を通じて届いた。

 プロ14年目、今回で60戦目というキャリアを持つ炎出丸。今回の相手は韓国KICK-HEROS -55kg級王者パク・チャンヨン(19=韓国)との対戦となる。年は若いが30戦25勝5敗のキャリアを持つ。

 昨年11月大会では、ISKA&WKAムエタイ世界フェザー級王者の国崇をローキックとボディ攻めでジワジワと追い込んで破る金星を得た炎出丸。
 しかし今年2月、ホーストカップ、MA日本、そして現REBELSスーパーバンタム級王者と三冠王のKING強介に判定負けを喫した。

今年2月、KING強介(右)と打ち合う炎出丸(左)

 自身のキャリア終盤に差し掛かっていると感じる炎出丸は、強介戦を振り返って「年齢のこともあって『どこで自分はやり切れるか?』とか色々と考えていた時で。KING強介と打ち合ってダウンを取られて負けましたけど、どこかで『やり切った感』もあったんです」と満足感があったという。

 しかし「でも周りの近い人たちの反応は悲しんでて。『やっぱ勝つところが見たいんだな』って」とも語る。

 炎出丸を刺激したのはその後の強介の戦いぶりだった。「西からREBELSを荒らしにきた」と宣言した強介は、今年4月のREBELS.55ではスーパーバンタム級王者KOUMAに挑戦。強打同士の戦いを狙いすましたカウンター一撃でベルトを奪い取った。

 試合を見ていた炎出丸は「強介は本当にハングリーで、KOUMAにも冷静に勝ちに行ったじゃないですか。あれを見て『アイツを負かしたい!』っていう気持ちが純粋にわきあがってきたんです。俺は1戦1戦勝ち抜いて、KING強介と再戦したい。目標が明確になりましたね」と、気持ちが燃え上がってきたという。

 今は「充実しています」という炎出丸。「今、俺は『KING強介に勝って、現役を終わること』を考えています。でも、その時に自分の感覚、感性が上がっていたら『もう1個上を』と思うかもしれないし。もっと若ければ、もっと色々なことを考えているかもしれないですけど」とベテランファイターとしての”この先”を思う。

 最後に「今度のパク・チャンヨン戦でもしっかり集中して、結果を出して、KING強介と再戦できるところまで上がっていきたいです」と新たに見つけた目標を見据え、若い韓国王者の待つリングへと向かう。

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