【UFC】王者パントージャ、11連勝のエルセグを迎えV2戦“相手はラッキーだが、それも今回で終わる”
5月4日(日本時間5日)ブラジル・リオデジャネイロのジュネス・アリーナにて開催される総合格闘技イベント『UFC 301』のメインイベントでは、フライ級タイトルマッチとしてアレッシャンドリ・パントージャ(ブラジル/王者)がスティーブ・エルセグ(オーストラリア/挑戦者/同級10位)を迎えて2度目の防衛戦に臨む。
試合へ向けたインタビューが、同大会を配信するU-NEXTより届いた。
パントージャは、これまで佐々木憂流迦や元RIZIN王者マネル・ケイプなど日本でも有名なファイターに勝利。昨年7月のタイトルマッチでブランドン・モレノをスプリットで下しフライ級王座に就き、12月はブランドン・ロイバルに判定勝利して初防衛に成功した。
対するエルセグは、極めの強いグラップラーでキャリア12勝のうち6つの一本勝ちを誇る。昨年6月の『UFC289』でUFCデビューすると、ダビッド・ドボジャークに判定勝利。11月はアレッサンドロ・コスタ、今年3月にはマット・シュネルにも勝利して現在驚異の11連勝中と勢いに乗る。
パントージャは、エルセグ戦が決まり「悪くない相手だと思った。ロイバル戦で防衛した後、ブラジルで戦うことを希望したんだ。まだUFCではブラジルで戦ったことはなかったけど、こうして世界王者としてリオに戻ってこれた。俺にとっても、応援してくれるみんなにとってもクールなことだし、すごく興奮しているよ」と、地元ブラジルでの試合に興奮の様子。
続けて「俺はすでに、トップ戦線の全ファイターに勝っている。モレノには、また7月に会おうって言いたい。エルセグはラッキーな男だが、それも今回の試合で終わる」とし、試合展開については「相手は非常に良いコンビネーションを使う。フィニッシュ力があるし、レスリングもうまい。長身で力強くて、若い。今の俺にとって、これ以上の挑戦者はいない。ビッグショーをするにあたって、良いマッチメイクだよ」とエルセグを認めながらも自信をのぞかせた。
一方のエルセグは、敵地で王者に挑戦することで、いかに自分の名を知らしめたいかとの質問に「自分としてもタイトルマッチが決まった時、みんなにとって最上の挑戦者じゃなかったであろうことは自覚があった。パントージャはす でに多くの挑戦者を倒しているし、ランカーの中では負傷者も出ている。他に唯一のタイトルコンテンダーとなり得たのはムハンマド・モカエフだけど、同じ大会で俺の方が、彼よりもエキサイティングな戦いをしたからUFCが俺の方を選んだということだ。アンダードッグと言われようがそんなことはどうだっていい。俺は世界一になるためにここに来た」と王座獲得へ気合十分。
また試合展開は「距離を保ちつつ、角度を変えながら打撃を放つ。相手は本当に頑丈だが、いずれは雑になり、しんどい展開になるだろう。俺がただのテクニカルなファイターでなく、タフってことも証明するつもりだ」と長丁場の展開にも臆さない構えを見せた。
果たして明日の試合では、パントージャが王者の実力を見せつけるか。それともエルセグが王座をもぎ取るのか、メインに相応しいファイトを期待したい。
【U-NEXTライブ配信の詳細はこちら】
ライブ配信:2024年5月5日(日)7:00~ライブ終了まで
見逃し配信:配信準備完了次第~2024年6月4日(火)23:59まで
▶︎次ページは【動画】パントージャの前戦、鉄槌を打ち込む瞬間!
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