TOP > ニュース 一覧

井上尚弥の”海外戦”論に、ボブ・アラムCEO「日本が軽量級の中心だ」年内”日本戦”なるか

フォロー 友だち追加
2024/05/04(土)UP

トップランク社のボブ・アラムCEO

 5月6日(月)東京ドームで開催される[プロボクシング4団体統一世界スーパーバンタム級王者・井上尚弥(=31/大橋)vsルイス・ネリ(=29/メキシコ)の記者会見が4日、横浜市内で行われた。
 井上の米国プロモーターである、トップランク社CEOボブ・アラム氏は、井上尚弥の海外戦について「馬鹿げている」と言い切った。

【動画】井上がラスベガスでモロニーを豪快にKOした瞬間

 数週間前に、米国の識者や元世界王者たちが「井上がボクシングで注目されるためには、アメリカでアメリカ人を倒さなければならない」とアメリカでの試合を推奨する論を展開。
 しかし井上本人はSNSで「今や軽量級の本場はここ日本にある」と現在、軽量級は日本が中心だと主張していた。
 
 会見後の囲みで、アラム氏が米国識者たちの意見について聞かれると「私の視点で言うと、日本国外で井上尚弥が試合をするというのはありえない。馬鹿げている」とバッサリ。

 その理由として「なぜなら日本国内で、あれほどの人気と強さを誇る選手というのが他にいないからです」と井上の国内での絶大な人気を指摘する。

 さらに「今現在日本という国が、ボクシング軽量級の中心になっています。東京ドームで開催される全てのタイトルマッチ、4つが軽量級ですよね」と6日のマッチメイクこそがそれを示していると言う。

 最後に「私から言わせていただいただくと、井上選手が日本から出て試合をするのは何のためと聞きたいです」と国外での試合はメリットが見えにくいと語った。

 井上自身は以前「年内3試合を行う」と明言しており、大橋会長も「サウジアラビア開催はもちろんやります」と語っていた。
 これは前WBA&IBF世界スーパーバンタム級王者のムロジョン・アフマダリエフと対戦する可能性が高いと見られているものだ。
 また12月にはオーストラリアで、IBF&WBO同級1位サム・グッドマン(25=オーストラリア)と対戦交渉中だと現地メディアが報じていた。

 アラム氏の方針なら、これらは国内開催になるのだろうか。今後、海外開催についてはアラム氏は「大橋会長が考えることかもしれない」とも語った。
 ネリ戦後の2試合はどうなるか。まずはネリ戦の結果次第だ。

▶次のページ:【動画】井上がラスベガスでモロニーを豪快にKOした瞬間

  • 1
  • 2
フォロー 友だち追加

●編集部オススメ

・【動画】井上がラスベガスでモロニーを豪快にKOした瞬間

・【テレビ・配信】5.6 井上尚弥vsネリほか ボクシング 生中継、放送、配信情報

・ネリをKOしたフィゲロア、井上尚弥の有利を予想「ネリには多くのKOの穴がある」

・井上尚弥、今年の3試合のスケジュールが判明か「Sバンタム級が焼け野原になる」=海外報道

・井上尚弥の”日本戦”の回答に、ガルシアが日本行きを宣言「お前の尻をひっぱたいてやる」

この記事が気に入ったら
いいね!しよう

最新情報をお届けします

TwitterでeFight(イーファイト)格闘技情報をフォローしよう!

インスタグラムでeFight(イーファイト)格闘技情報をフォローしよう!

フォロー

LINEでeFight(イーファイト)格闘技情報を友だち追加しよう!

友だち追加

関連記事

」をもっと見る

TOP > ニュース 一覧