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【戦嬢】初の女子大会メインでKARENが祥子JSKに勝利しDBS二階級制覇に成功

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2022/12/02(金)UP

祥子(右)に左ミドルを見舞うKAREN(左)

PINK DRAGON
『戦嬢 21』
2022年11月27日(日)宮城・東松島 ドラゴンボクシングスタジアム(DBS)

▼メインイベント(第8試合) DBSピン級王座決定戦 2分5R ※ヒジあり
〇KAREN(DRAGON/DBSアトム級王者)
判定3‐0 ※49-48、50-48、50-47
●祥子JSK(治政館/ミネルヴァアトム級1位、RISE Queenアトム級5位)
※KARENが初代DBSピン級王者に

 宮城・東松島にある日本唯一のムエタイスタジアムであるドラゴンボクシングスタジアム(DBS)では、これまで20回のプロ大会が開催されてきたが、今大会はDBS初の女子大会となった。

 KARENは日本女子ライト級(61.23kg以下)最強といわれた三冠王・村上リエを輩出したDRAGON GYM期待の新鋭。19年4月にプロデビューし7戦無敗の好戦績を残していたが、20年9月のKNOCK OUTで宮崎小雪に初敗北。再起戦となった同年11月の初代DBS女子アトム級王座決定戦では、ほのかからヒジでダウンを奪って判定勝ちでベルトを巻いた。

 今年3月の久遠(=渡辺久江)戦では引き分け。前戦となった10月のタイ遠征ではシンパトーン・インターナショナル105Pタイトルマッチでムエタイ強豪マングーペットに完敗を喫し、今回は階級を下げ新設されるDBSピン級のベルトに挑む。

 対する祥子はRISE、NJKF、KNOCK OUTなど様々なリングに上がり、コンスタントに試合を重ねているベテランファイター。10月の前戦となったAzu戦では接戦を制した。現在、ミネルヴァ、RISE QUEENでアトム級ランキング入りしており、いよいよ念願のタイトル奪取となるか。

 1R、蹴りながら距離を取るKARENに、祥子は距離を潰して組み付いてはヒザ。KARENもヒザを返して互角の展開に。2R、プレッシャーをかけ続ける祥子に対し、変わらず距離を取るKARENは左ミドル、右ストレート。終盤には両者は激しく打ち合いを見せた。

 3Rもプレスをかける祥子にKARENが距離を取る流れの中、4RにはKARENが左右フック、ミドルを当て徐々にヒット数で上回る。組んでもKARENがこかしていく。

 5R、お互いに気持ちを前面に出して距離が詰まれば打ち合い。組みの展開ではKARENがヒザ、ヒジを随所で当てて優勢に試合を進める。

 判定でKARENが勝利し、DBS二階級制覇を果たした。

▶次ページはセミファイナル有里vs毬那の試合結果

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