2022/11/09（水）UP
（最終更新：2022/11/09 18:46）

DBS初の女子大会のポスター

　宮城・東松島にある日本唯一のムエタイスタジアムであるドラゴンボクシングスタジアム（DBS）にて、これまでに20回開催されてきたプロ大会『戦場』。2022年11月27日（日）同所にて開催される今大会はDBS初の女子大会となり、大会名は『戦嬢21』に決定した。

　メインイベントでは、DBSピン級王座決定戦でKAREN（DRAGON）と祥子JSK（治政館）がヒジ打ちありで激突する。

　KARENは日本女子ライト級（61.23kg以下）最強といわれた三冠王・村上リエを輩出したDRAGON GYM期待の新鋭。19年4月にプロデビューし7戦無敗の好戦績を残していたが、20年9月のKNOCK OUTで宮崎小雪に初敗北。再起戦となった同年11月の初代DBS女子アトム級王座決定戦では、ほのかからヒジでダウンを奪って判定勝ちでベルトを巻いた。

10月のタイ遠征試合で強豪マングーペット（左）の右ミドルをもらうKAREN（右）

　今年3月の“格闘ジャンヌダルク”渡辺久江こと久遠戦では引き分け。前戦となった10月のタイ遠征ではシンパトーン・インターナショナル105Pタイトルマッチでムエタイ強豪マングーペットに完敗を喫し、今回は階級を下げ新設されるDBSピン級のベルトに挑む。

　対する祥子はRISE、NJKF、KNOCK OUTなど様々なリングに上がり、コンスタントに試合を重ねているベテランファイター。10月の前戦となったAzu戦では接戦を制した。現在、ミネルヴァ、RISE QUEENでアトム級ランキング入りしており、いよいよ念願のタイトル奪取となるか。

左ミドルを見舞う祥子（右）

　また、セミファイナルでは有里（TeamSRK）と毬那（YZD豊見城GYM）がヒジ打ちありで対戦。有里はDBSスーパーフライ級ベルトを返上、1階級下げてフライ級転向初戦を迎える。対する毬那はYZD豊見城GYMに移籍し、カナダでタイトルマッチを経験したばかりの新鋭。ムエタイスタイルの有里に、パンチ主体の攻めで格上狩りを狙う。

PINK DRAGON
「戦嬢 21」
2022年11月27日（日）宮城・東松島ドラゴンボクシングスタジアム（DBS）
開場15：00　開始15：30
※午前中にはアマチュア大会開催

＜全対戦カード＞

▼メインイベント（第8試合）　DBSピン級王座決定戦　2分5R　※ヒジあり
KAREN（DRAGON/DBSアトム級王者）
vs
祥子JSK（治政館/ミネルヴァアトム級1位、RISE Queenアトム級5位）

▼セミファイナル（第7試合）　フライ級　2分3R　※ヒジあり
有里（TeamSRK/DBSスーパーフライ級王者）
vs
毬那（YZD豊見城GYM）

▼第6試合　49kg契約　2分3R
AYUMI（DRAGON）
vs
MrsX（バンゲリングベイ）

▼第5試合　50kg契約　2分3R　
山里真桜（名護ムエタイスクール/DBSライトフライ級3位）
vs
魅優（ASTRAME GYM）

▼第4試合　53kg契約　2分3R　
伊藤咲花（小比類巻道場三沢支部）
vs
響子JSK（治政館）

▼第3試合　47kg契約　2分3R　
YUKIUNAGI（DRAGON）
vs
ミヨンサMIHO（拳神ジム）

▼第2試合　DBS女子47kg級王者決定戦　1分30秒2R
二階堂七星（DRAGON）
vs
渡口伊織（YZD豊見城GYM）

▼第1試合　DBS女子34kg級王者決定戦　1分30秒2R
津田サアヤ（DRAGON）
vs
高里ひかり（名護ムエタイスクール）

＜チケット料金＞
VIP席7,000円　SRS指定席6,000円　RS自由席5,000円

＜問い合わせ＞
PINK DRAGON＝TEL：080-5514-1966