2024/01/31（水）UP
（最終更新：2024/01/31 19:15）

青木真也（左）と、直前で試合を辞退したノースカット（右）©️ONE

　3月23日（土）神戸ワールド記念ホールにて開催される『RIZIN LANDMARK 9 in KOBE』の追加対戦カード発表会見が、31日（水）、都内会場にて行われた。会見後の囲み取材でRIZINの榊原信行CEOは、今月28日に開催されたONE日本大会において、青木真也との試合直前でドタキャンしたセージ・ノースカットについて「僕なら許さない」と自論を述べた。

【フォト】青木、ノースカットの代役ONE王者に一本勝ちする瞬間

　榊原CEOは、28日のONE日本大会について質問が飛ぶと、「ほとんど見ていませんが、武尊選手の試合くらいですね」と他の試合には関心がなかったという。武尊の試合（スーパーレック戦＝判定負け）については「リスペクトに値する選手ですが、あそこまでさせるべきではないかなとは思いました。あまりにも代償が大きいなと。でも、武尊はああいう選手なので、日本でそこまで極める選手がいることを誇りに思います」と称賛した。

会見後の囲み取材で榊原CEOは、ONE日本大会で試合をドタキャンしたセージ・ノースカットを批判した

　ONEは年内にも日本大会を予定しているが、「興行戦争にもならないですね。もっとプロモーションとして力をつけないと僕らは負けないです」とライバルになっていないと自信を見せた。

　また、セージ・ノースカットが大会開催中に試合をキャンセルしたことについて意見を求められると「僕らも過去に、対戦相手変更があるんでね。いいテストケースとして見ていました」と榊原CEOは前置きし、「でも表向きに発表されている『セコンドがいなくて試合をしない』というのは、僕なら許さないですね」と語った。

　榊原CEOは「だいぶ前にUFCを辞めて（ONEと）契約して2回くらいしか試合をしていない。逃げたのかなと思われても仕方がないし、本人をリングに上げて謝らせるべきです。みんなが納得する理由を語らせるべきだと思いました。セコンドのビザが間に合わなかったのか本当のところは知りませんが、分からないところがあると憶測が憶測を呼んでネガティブになっていくので、『こんなことがあって、ごめんなさい』というべきだったかなと思いました」と自分だったらその場で謝罪をさせていたという。