【KNOCK OUT】鈴木千裕、五味隆典の会見欠席を批判“プロじゃねぇな。PRIDEの五味さんじゃない”=6.23代々木
6月23日(日)に国立代々木競技場第二体育館で開催される『KNOCK OUT CARNIVAL 2024 SUPER BOUT“BLAZE”』の対戦カード発表記者会見が9 日に行われた。既に発表済みの[KNOCK OUT特別ルール-73.0kg契約/3分3R・延長1R]の鈴木千裕(クロスポイント吉祥寺)vs.五味隆典(東林間ラスカルジム)のルール詳細の他に、5試合の追加カードが決まった。
注目は、五味と師弟対決をする鈴木千裕。鈴木は4月29日の『RIZIN.46』で金原正徳をパウンド攻撃でTKOに下して、強い王者を証明したばかり。約1年3カ月ぶりにKNOCK OUTで試合をすることとなった。
【フォト】鈴木千裕、金原正徳を仕留めた強烈な“パウンド連打”
注目の一戦で、会見に鈴木は出席したが、五味は欠席。鈴木はこれに対し「会見に来ていないのは意味分からなくて、プロじゃねえな」と批判。これは、前回の金原戦の時の会見のオマージュかとも思われたが、KNOCK OUTの山口元気代表から山籠もりのために欠席になったことを伝えられると、「僕だって練習したいのに、そこにいないのはPRIDEの時の五味さんじゃねぇなと思っています」と険しい顔に。あらかじめ用意されていたコメントではなく、おそらく本音なのだろう。
そして、山口代表から「契約体重は73kgなので落とすためにも、山籠もりをしていると聞いています」とも明かされた。鈴木は、「本気の五味さんじゃなきゃ嫌ですね。今回はPRIDEvs.RIZIN、僕はKNOCK OUTも背負っているんで。五味さんには、それ(PRIDE時代の頃のコンディション)で行くからと言われているので、100%で仕上げてくれるなら許します」とコメントした。
ルールは、通常のKNOCK OUT BLACKルール(ヒジ攻撃無しのキックルール)に足技(蹴り)がない、いわゆるボクシングルールになるとのことで、バックブロー、シューズの着用の有り無しを含めて、これから両陣営と最終的な協議をしていくようだ。
なぜ、師弟関係なのに試合をするのかという点について鈴木は「師を超えるのが恩返しだと僕は思っていて、現役を終えたら(引退したら対戦が)なくなり、“もしもの話”になってしまう。五味さんが現役で戦えるのは、あと何戦しか残されていないと思うので、今しか(戦う時が)ない。KOで五味さんを超えたいと思います」と戦う理由を説明した。
師弟関係の対決でどこまで緊張感が出るのかという点についても、「後輩に技術を教えた時に、自分が教えた技で倒されたらその技術は間違っていなかった、次の世代に繋ぐことができたんだなと、自分なら思うはず。それに僕らプロなんで甘い気持ちでリングに上がらないですし、五味隆典の集大成が見れるんじゃないですか。僕も日々強くなるためにやっているんで、そこは期待してください」と鈴木は100%全力で倒しに行くと約束した。
また新時代到来のためにも倒すことが重要という鈴木は、「僕は24歳で、ベテランの人を倒して新しい時代をぶっ込まないと。言い方が悪いけど、ベテランの先輩たちを一掃したい」と野望を語った。
勢いのある鈴木の言葉は、そのまま五味戦への激闘につながることになりそうだ。
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