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【UFC】魅津希、ダウン喫する判定負けで連勝ならず「少し休んですぐ練習再開します」

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2020/08/23(日)UP

UFCファイトナイト・ラスベガス7
2020年8月23日(日・日本時間)アメリカ・ネバダ州ラスベガス  UFC APEX

▼女子ストロー級
〇アマンダ・レモス(ブラジル)
判定3−0
●魅津希(SERRA LONGO FIGHT TEAM)

UFC連勝とならず、次戦へ向けて練習を再開すると誓った魅津希


 魅津希は“天才格闘少女”と呼ばれ、2010に16歳でプロデビュー。12年と13年にはシュートボクシングの『Girls S-cup』で二連覇し、14年には19歳でDEEP JEWELSストロー級王座を獲得と早くから才能を発揮してきた。現在はニューヨークの名門ジム「SERRA LONGO FIGHT TEAM」に所属し、昨年8月のUFC初戦でも勝利。今回は第2戦となる。RIZINで活躍する井上直樹は魅津希の弟だ。
 対するレモスはブラジルの総合格闘技(MMA)団体『ジャングル・ファイト』の王者経験者(バンタム級)で7勝1敗1分。昨年12月の韓国大会で1R KO勝利しており、魅津希同様連勝を狙う。
 

圧力をかけ前に出る魅津希(UFC Twitterより


 1R、軽快なフットワークからローを入れながら魅津希は組みつき金網に押し込む。テイクダウンを狙った魅津希だが、レモスはこれをこらえ離れ際に左右ストレートとミドルキックを打ち込む。そして右クロスを入れると魅津希はダウン。しかし追ってきたレモスに下からの腕十字を狙い、ここはしのぐ。ラウンド最後も腰投げでレモスが魅津希をテイクダウンして終える。
 
 2R、魅津希は金網に押し込み、ヒジとボディパンチを入れてテイクダウンを狙う。大外刈りで1度は倒した魅津希だが、レモスは倒れ際に魅津希の足を取り、逆に刈り倒す。三角絞めやオモプラッタを狙う動きを見せた魅津希だが取り切れない。ラウンド後半にはスタンドへ戻った魅津希だが、レモスを金網に押し込んで終わる。
 
 3R、やはり金網に押し込んでテイクダウンを狙う魅津希。だが、レモスは脇に差した魅津希の腕を抱えてこらえ、離れたところで右スイングフックの強振から放った左ショートフックをヒット。再び魅津希が組みついてきても振りほどき、最後も左ストレート、右フック、回転ヒジと放って遠ざけ終了。
 判定は3者30−27でレモス。1年ぶりのファイトで魅津希は連勝ならなかった。
 試合後、魅津希はSNSを更新し「すみません。負けました。人生初ノックダウンでした。勝てるとどこかで思ってた分、応援してくれた方、楽しみにしててくれた方に申し訳ない気持ちでいっぱいです。少し休んですぐ練習再開します。押忍」と綴った。
 

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