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【RISE】宮﨑小雪が有言実行の優勝、女王・紅絹との決戦へ

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2021/01/17(日)UP

勝利に感涙の宮﨑小雪

RISEクリエーション
『RISE GIRLS POWER.4』
2021年1月17日(日)東京・新宿FACE

▼メインイベント(第7試合)アトム級(-46kg)NEXT QUEEN トーナメント 2021 3分3R 延長2R
●小林愛理奈(FASCINATE FIGHT TEAM/第38回全日本空手道選手権大会2019軽量級優勝)
判定0-3 ※29-30、28-30×2
○宮﨑小雪(TRY HARD GYM/2019年KAMINARIMON全日本女子-47kg級優勝)

大きく左フックを振り回す宮﨑小雪(右)

 RISE QUEENアトム級王者・紅絹に挑む挑戦者決定戦への進出権を懸けたトーナメント決勝。1回戦で奥脇奈々を3RTKOで破った小林と、佐藤レイナを判定で破った宮﨑の対戦となった。この両者は昨年10月に対戦し、その時は宮﨑が判定勝利。3ヶ月の時を経てのリマッチとなった。

 1R、立ち上がりはサウスポーの宮﨑が小さな右ローから。小林はやや遠い距離から右ミドル、右ボディストレートでけん制する。小林の出鼻をくじくように、宮﨑が前足へ左右ロー。小林の入り際に左ストレートをヒットさせ、小林を大きくのけぞらせる。小林もよく手を出すが、打ち終わりに宮﨑のパンチを浴びせられる。

 2R、小林がパンチを振るが、宮﨑はコンパクトな左ストレートでカウンター。前に出たい小林へ、宮﨑が前蹴りからパンチで後退させ、小林はペースをつかめない。宮﨑は長距離から踏み込みの深い右ジャブをヒット。打ち終わりに振る小林のフックは空を切る。

神村エリカプロデューサー(左中央)と並ぶ宮﨑小雪(右中央)

 3R、リズムにのった宮﨑が右ローから左ミドル、ハイと蹴りのコンビネーション。しかし小林の強引な左右フックが宮﨑をとらえ、宮﨑がクリンチに逃げる。小林は距離と詰めると、宮﨑は懐に呼び込みヒザで応戦。ボディワークで小林のフックを空転させるが、単発の小林のフックが宮﨑のテンプルをとらえ、宮﨑の手数を止める。最後まで両者手を出し続けるまま試合終了のゴングがなった。

 ジャッジは三者が宮﨑の完勝を支持。宮﨑がトーナメント2戦を勝ち抜き、NEXT QUEEN トーナメントを制覇。アトム級王座挑戦者決定戦へ進出した。

 試合後にマイクを握った宮﨑は「試合前に挑発したり煽ったりしてすみませんでした」と、素直な謝罪で17歳らしい表情を見せた。そして「試合前に凄く不安になったり怖くなったりして眠れない夜もあったんですけど、ジムメイトのみんなが支えてくれて優勝できました。これからも女子格闘技を、TRY HARD GYMと宮﨑姉妹を盛り上げられるように頑張りますので宜しくお願いします」とコメントした。

女王・紅絹(左)に宣戦布告した宮﨑小雪(右)

 そして紅絹の持つタイトルへ一歩近づいたことへ「次の試合相手は決まってませんが、勝つ自信しかありません。紅絹選手、“牛狩り”をさせてもらうので待ってて下さい」と紅絹への宣戦布告を見せた。

 それを受け紅絹がリングイン。マイクを握ると「私よりスピードあるし上手なんで、もうタイトルマッチでいいんじゃない?この流れで若干負けそうなので、だからやりたい」と宮﨑との対戦を望む意思を見せた。
 さらには「10代舐めないで」という宮﨑に「30代舐めんな」と紅絹が応戦し、これを受けた神村エリカプロデューサーが宮﨑のタイトル挑戦を承認の構え。正式決定は後日となるが、トーナメントを制した宮﨑のタイトル挑戦が濃厚となった。

▶次ページは祥子vs上真、坂本vs宮﨑姉のワンマッチ

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