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【RIZIN】五味隆典vsアンディ・サワーは消滅、新たな対戦相手はギラード「五味をKOする」

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2018/07/01(日)UP

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試合レポートと同時にアップする速報動画では、KOシーンはスーパースロー再生。

五味(左)の新たな対戦相手は元UFCで、32勝21KOのギラード(右)

 7月29日(日)さいたまスーパーアリーナにて開催される『RIZIN.11』の対戦カード変更が発表された。

 当初、アンディ・サワー(35=オランダ)との対戦が決まっていた元PRIDEライト級王者・五味隆典(39=イーストリンカンラスカルジム)だが、シンガポールを拠点としてアジア最大規模の活動を行っているMMA(総合格闘技)団体『ONE』が6月17日にサワーと独占契約を結んだことを発表。そのためサワーの出場が不可能となった。

当初はアンディ・サワー(パネルの人物)との対戦が発表されていた五味

 サワーとの交渉を行っていたシュートボクシング協会のシーザー武志会長は、この件について「今回アンディ・サワーが出場できなくなってしまいましたこと誠に残念な思いでいっぱいです。我々も精一杯尽力しましたが及びませんでした。RIZINをはじめとする関係各位はもとより、何よりご期待いただいたファンの皆様に心よりお詫び申し上げます」とコメントしている。

 代わって五味との対戦が決まったのはメルビン・ギラード(35=アメリカ)。高校時代に所属していたレスリング部でルイジアナ州を制覇し、コーチからMMA(総合格闘技)の指南を受け、キックボクシングでもタイトルを2度も獲得。2002年にBONO(Battle of New Orleans)でプロデビューし、白星を手にするとデビューから11連勝をマークした。

 2005年にUFCへの登竜門である『TUF』シーズン2では、ビッグマウスとキャラクターで一気に知名度を上げ、フィナーレでマーカス・デイヴィスからTKO勝利でUFCの出場権を掴んだ。2006年にウェルター級からライト級へ転向し、初戦をKO勝利。2008年にノックアウト・オブ・ザ・ナイトを受賞。以後、同賞を3度受賞する。

 2014年にマイケル・ジョンソン戦が消極的だと批判を受けてUFCを解雇。その後、WSOF、 Bellatorと米メジャー団体と渡り歩き、2017年からはイギリスで行われている素手のボクシングにも挑戦。MMA戦績は32勝20敗2分3無効試合と57戦ものキャリアを誇る。2014年7月のTKO勝利を最後に白星から遠ざかっているが、パンチ、ヒジ打ち、ヒザ蹴りによるKO勝ちが21回というストライカー(打撃主体の選手)で、五味とは噛み合いそうだ。

 ギラードはRIZIN初参戦にあたり、「遂に日本のファンの前で試合ができる日が来た事に対して大変嬉しく思う。俺が格闘技を始めるきっかけとなったアイドルでもあり、友人でもあったケビン・ランデルマン(2016年2月に死去)のためにも俺が日本で戦う事には意味があると思う。俺はUFCに出た。ベラトールにも出た。だけどこれからはRIZIN一筋だ。日本のファンに俺の戦いを見せて、みんなに認められてRIZINをホームと呼べる様になりたい。

 五味隆典はライト級におけるレジェンドだ。そして俺もレジェンドだ。俺はずっと最前線で戦ってきた。2年間お互いに勝ちに恵まれてこなかったが、今年からは違う。この試合が俺たちを変える。時代を築いたレジェンドvsレジェンドがRIZINのライト級を盛り上げて、そして俺が王者になる。RIZIN.11ではきっちり身体も作り、体重も落として誰にも文句を言わせない状態で五味をKOする」とメッセージを送っている。

<追加決定カード>

▼RIZIN MMA特別ルール 73.0kg契約 5分3R
五味隆典(39=イーストリンカンラスカルジム)
vs
メルビン・ギラード(35=アメリカ)

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