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【Krush】KANAの挑戦者が18歳散打選手に変更「蹴りでもパンチでも勝てる試合をしたい」

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2018/07/09(月)UP

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1カ月のイギリス武者修行で121RのスパーリングをしてきたというKANA

 8月18日(土)名古屋国際会議場イベントホールにて開催されるキックボクシングイベント『Krush.92~in NAGOYA~』の記者会見が、7月9日(月)都内にて行われた。

 当初、リー・スースー(21=中国)を挑戦者に迎えてKrush女子フライ級王座2度目の防衛戦を行うことが決まっていたKANA(25=K-1ジム三軒茶屋シルバーウルフ)だが、リーは国家散打チームに所属しているため来日するには中国国家の許可が必要となり、手続きを進めていたが国家の上級機関より出場を認めることが出来ないとの判断が下され来日は中止に。

KANA(左)vsリュウ(右)のパネル

 代わってリーを推薦した中国の格闘技イベント『英雄伝説』より、リュウ・シーベイ(18=中国)の推薦があり、KANAと対戦することが決まった。リュウは8勝1敗のキックボクシング戦績で、中国武術・散打の全国青少年体育クラブ武術散打大会48kg級などでも優勝を飾っている。

 約1カ月間のイギリス武者修業を終え、今朝帰国したばかりのKANAが会見に出席し、「前回の相手とはガラッとスタイルも変わって、蹴りベースで手足が長い、若くて勢いのある選手という印象です。ムエタイベースなので蹴りが右も左も使える選手なのでそこを警戒していきたい」とリュウを評した。

 続いて、イギリスのWKジムへ単身武者修業に行った報告。

「スパーリング中心で121ラウンドやってきて、相手はヨーロッパの女子のチャンピオンや男子選手だったり、実戦に近い形での練習がかなり詰めたので、試合をしたくらいの経験値をこの1カ月で詰めたと思います。大宮司コーチ(K-1ジム三軒茶屋シルバーウルフ代表)とやっているベースを崩したくないので、向こうでいいところを吸収して、スパーでも自分のいいところを出して融合させるイメージですね。

 今までよりも蹴りが出せるようになったかなと思います。今までのスタイルとは変わった感じもあります。1カ月間、やることが練習しかないので観光も行かず練習だけしていたので経験値が上がりましたね。英語も分からないので不安でしたが、ジムの人たちが親切で良くしてくれて、いつの間にか英語もけっこう喋れるようになり、練習が終わってからみんなでごはんを食べに行ったりして普通に過ごせました」

会見には佐藤嘉洋・名古屋大会実行委員長(中央)も出席

 蹴りを磨いて来たところで、対戦相手が蹴り主体の選手に変わり「しっかり蹴りの練習をすることが出来たので、蹴りでもパンチでも勝てる試合をしたいと思います」と、蹴り技を試してみたいとの考えもあるようだ。

 そして、トリプルメインイベントの最後を飾る試合になることで「たくさんある中で最終試合を務めさせていただくことで、プレッシャーを全部力に変え、冷静に動いてしっかり倒して必ず名古屋KrushをKOで終わらせたいと思います。アツい試合が届けられるように、残り1カ月しっかり仕上げていきます」と、KOで締めくくると誓った。

<変更対戦カード>

▼Krush女子フライ級タイトルマッチ 3分3R延長1R
KANA(25=K-1ジム三軒茶屋シルバーウルフ/Krush女子フライ級王者)
vs
リュウ・シーベイ(18=中国/挑戦者)

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